ちょっと嬉しい出来事。
いや、かなり嬉しい出来事。
いやいや、とってもとっても嬉しい出来事があった。
先日、ツマと一緒に保育園に子どもたちを迎えに行った時のこと。
ひかりときよいちは室内で遊んでいるから、迎えの時に1番最初に会うのは園庭で遊んでいるつむぎ。
そのつむぎが今にも泣きそうな表情でこっちを見ていた。
今まで何度も見てきた表情。
これまでの経験でその表情が意味することがなんとなく分かる。
迎えにくる時間が少し遅くて不安になった時。
保育園に馴染めずに早く帰りたくて仕方がない時。
お友だちと一緒に遊べずにひとりぼっちの時。
とにかく家族が恋しい時。
親としてはなんとも言えない理由の表情。
ワタシはその時もきっとこういった理由なんだろうと思ってしまった。
『つむ、なんか嫌なことでもあったと？』
もしワタシが想像している以上のことがあって、つむぎの心が傷ついていたら嫌だなと思いながら泣きそうな表情のつむぎに尋ねた。
すると
『迎えにくるのが早い！まだ遊びたかったのに！』
と一喝。
えーーーーーーっ！！！
まじかよっ！！！
いつも『早く迎えにきて』としか言わなかったつむぎからこんな言葉が聞けるなんて！！！
パパ感動ーーーーっ！！！
話を聞いてみると、実物を見ていないから分からないけど教室にはた織り機のような知育教材があるらしい。
それを使ってマフラーを織れるみたいでそれが楽しくて仕方がないらしい。
夕方の外遊びの後にもう1度教室に戻ってそれをするのを楽しみにしていたから、ワタシたちがいつも通り迎えにきたのがとても残念だったようだ。
そうか！そうか！！！
『まだ帰りたくない！』って思えるほど夢中になれることが見つかったか！！！
パパ感動ーーーーっ！！！
保育園では口数が少ないつむぎ。
今でも友だちとはまだあまり会話をできていないみたいだけど、正直そこは特に心配していない。
それよりもつむぎが保育園での生活で何か『楽しい』と思えることが見つかるかどうかを気にかけてきた。
だから今回こうやってつむぎにとっての『楽しい』が見つかったことがすごく嬉しい。
『なんでもいいけん”楽しい”を見つけてきたらパパにお話しして』
保育園がもっと楽しくなるように、笑顔で卒園できるように、これまでもずっとワタシはつむぎにこう話しかけてきた。
それがいよいよ見つかったか。
パパ感動ーーーーっ！！！
更に！
『今日つむぎちゃんにお手紙書いたよ』
保育園から出ようとした時につむぎのクラスメイトの女の子からこう話しかけられた。
なに！！！
お友だちから！！！
お手紙！！！
『ありがとう！家に帰ったら見せてもらってい？』
ワタシがそのお友だちに聞くと
『いいよ』
こう言ってもらったから家に帰ってつむぎにそのお手紙を見せてもらうと
『つむぎちゃんありがとう』
素敵！！！
『保育園じゃお友だちとお話ししてない』って言ってたのに！！！
会話が少なくったってこんな素敵なお友だちがいるなら問題なし！！！
パパ感動ーーーーっ！！！
今朝、つむぎはこのお友だちへ返事のお手紙を持って登園した。
『これどうぞって言って渡したよ』
夕方迎えに行くとつむぎは照れ臭そうに、どこか満足げにそう答えてくれた。
嬉しいなぁ。
嬉しい！
良かったね、つむぎ。
つむぎが嬉しそうにしているとパパもとっても嬉しい！
でもこれって多分
手紙をもらった相手が男の子だったら
もっと複雑な心境なんだろうな。
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