つむぎは保育園に通っていた頃から周りと比べると少しおしゃべりの発達が遅かった。
それもあってか自分が発した言葉が相手に伝わらずに聞き返された時は自信をなくしたように引っ込んでしまう。
これはツマやワタシに対しても同じで聞き返されるとモジモジしてしまう場面をよく見かける。
そんなつむぎの言葉の成長と変化の記録。
つむぎはまだ『さしすせそ』を上手に発音ができない。
『さしすせそ』と言おうとするとまだ『たちつてと』と発音してしまう。
小学校に入学する前に学校で身体測定があってその時に『成長について何かきになる点はありますか？』と先生に聞かれたからこの『さしすせそ』について聞いてみた。
すると
『そういう子は多いですし10歳くらいまでに発音できるようになっていきますよ』
らしい。
つむぎは現在７歳。
10歳までもう少し『たちつてと』を聞いていられるかと思ったのに最近になって随分と『さしすせそ』の発音が上手くなってきた。
少しずつ幼かったあの頃のつむぎが抜けていっている。
成長はいつも喜びと切なさが同時にくる。
でもこの成長がつむぎが誰かとおしゃべりをする時の自身に繋がればいいな。
もうすぐ『たちつてと』ともさよならか。
『パパ、テレビ見てもいいでちょ？』ってもう少し聞いていたいようなないものねだり。
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