以前ムスメがオムツにうんちをした後、
「今日はベタベタなうんち?コロコロのうんち?」と聞いてきた。
その時はどっちとも言えない、おしりに汚れもほとんどないイイうんちだったので、
「今日はグッドうんちやね」と、親指を立てて答えたのがどうやら気に入ってもらえた。
それ以来、うんちをする度にそっと親指を立てて「グッドうんち」と言いながらこっちを見てくるようになった。(それより早くトイレで出来るようになろう)
子どもは何が笑いのツボにはまるか分からないし、何時からかうんちをしてなくても親指を立てて「グッド」を見せるだけで笑うように。
何の役にも立たないただの親子のやり取りだと思って楽しんでたが、思いもしない場面で役に立つ時が来た。
朝の登園時、外から手を振るワタシを寂しそうに見ているムスメを一発で笑顔にするのに最適だった。
毎朝窓越しに笑顔で親指を立てる父と、それに対し笑顔で親指を立てて応えるムスメ。
ムスメの背後では先生方がその光景を微笑ましく見てくれる。
きっと、「頑張れよ!」「うん!頑張る!」なんて爽やかな、ホッコリとする親子のやり取りをしてると思われているんだろうな…。
違うんです先生。
笑顔で親指を立てたムスメの口元は、今日もハッキリ「グッドうんち」と動いていた。