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どんぐり屋

コツコツと。

ムスメたちは今日から保育園新体制。

つまり、つむぎは今日から年長さん。

いよいよ保育園生活最後の1年が始まった。

 

『さあ!ママとパパときよいちはどんぐり屋に!つむぎとひかりは張り切って保育園だ!』

 

そう気合を入れて朝を迎えたものの、ひかりが微熱発熱。

元気も食欲もあるけど、万が一熱が上がってお迎えの連絡がきた場合、すぐに行ける距離じゃない。

 

『仕方ない。ひかりは休ませて連れて行くか』

 

という会話をツマとしていると、隣からつむぎの燃えるような『私も連れて行って』の視線が…。

 

『仕方ない…』

 

今日もムスメたちは保育園を休ませ、どんぐり屋の準備へ。

準備前に、途中にある駄菓子屋に立ち寄ってお手伝い後に食べる駄菓子を購入。

大人でも思わず目が輝く駄菓子屋に、子どもたちは目がうっとりで大はしゃぎ。

どんぐり屋の掃除は基本的に終わっているので、今日は少しずつ店内のレイアウトを考えた。

『家族で本気で遊ぶ』がコンセプトのお店。

店内には販売用ではなく、これまでワタシが作ってきた『旅のしおり』も飾って家族ギャラリーも展示する。

とりあえず今日は商品の変わりに『旅のしおり』を少し飾ってみて全体のイメージを確認。

ツマと話しながら、少しずつだが現段階でできる範囲のイメージが固まってきた。

このイメージを早く、そして上手くカタチにできればいいな。

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途中、ワタシが作業しやすいようにツマが子どもたちを連れて散歩へ出てくれた。

壁に飾られた『旅のしおり』を1人で眺めていると不思議な気分になった。

 

『子どもたちを喜ばせるために』

 

ただこれだけで作り続けてきたものが、こういったカタチで展示できるなんて思ってもみなかった。

これから飾っていく作品もそう。

ただWEB販売用に作り続けていたもの。

それがこれから展示販売することができるなんて。

そしてこれをきっかけに、以前からツマとあれこれ話しながら盛り上がっていた『もし販売できるスペースがあったらどうする?』を実際にチャレンジすることができるなんて。

 

何かをコツコツと続けていれば必ずチャンスが訪れるという訳ではないけど

何かをコツコツと続けていないと訪れたチャンスを活かしきれない。

 

こんなことを強く実感した。

 

ワタシは一か八かの一攫千金で、物事を派手に動かせるタイプではない。

地道にコツコツタイプ。

そのコツコツが周りの協力や理解のおかげで、こうして表現できるチャンスをもらえた。

決して自力ではない。

この場所を貸してもらえるというチャンスをもらえた。

 

未完成だが、出来れば来週末には披露したい。

というより、いつまで経ってもどんぐり屋が完成することはない。

ツマもワタシもここで表現してみたいことが頭の中にたくさん詰まっている。

ここを貸してもらえる限り、やりたいことは次から次へと出てくる。

だからいつまで経っても未完成。

とにかく今はコツコツと。

そしてこれからもコツコツと。

 

子どもたちもお疲れさま。

ありがとう。

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サノパパ
ご覧いただきありがとうございます。 福岡より、ツマとムスメとムスコとワタシの、毎日『予定通りではない』日常を綴っています。子育ての楽しさを共感していただけたら嬉しいです。 長女 : つむぎ 次女 : ひかり 長男 : きよいち - パパはタノシイ -
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