『たんぽぽを育ててみたい!』
以前つむぎからこう言われた事がきっかけで家のベランダでたんぽぽを育て始めた。
つむぎは取ってきた綿毛を土に植え
陽に当てて
水を与えて
愛情を注ぎ続けて早くも1ヶ月が経った。
『パパ、たんぽぽって夜は寝ると?』
このひと言から始まった今回のたんぽぽ観察。
ネットで調べてみるとどうやら夜は花を閉じて寝るという情報が。
これを伝えると『見たい!見たい!』と大はしゃぎするつむぎに対して『よし、それなら家で育ててみよう』という会話の流れから今に至る。
それからつむぎがたんぽぽを大切に育てているのは見ていてよく分かった。
ただ
そうは言ってもここ1ヶ月の間は何も目に見える変化はなし。
途中きよいちが蹴ってしまって植木鉢が倒れた事もあったらしく
ワタシは内心〈無理だったか…〉なんて事を思ってしまっていたが
出たんです。
出たんですよ!
小さい小さいたんぽぽの芽が!
正直育て方も合っているかも分からなかったし
1ヶ月もなんの変化もなかったから不安になったけど
つむぎが注ぎ続けた愛情はちゃんと伝わっていたんだな。
そんなつむぎの姿を見ているとこれって子育てに通ずるものがあるな〜と。
果たしてワタシの子供たちへの接し方は正しいのかどうかは分からないし
子どもたちへ向けた愛情や言葉たちはどれだけ伝わっているかも分からない。
目に見える変化がないと不安になる事も多い。
でもこの小さなたんぽぽの芽を見ていると、すぐに変化はなくて目に見えて実感するには時間はかかる事があっても真っ直ぐに愛情を注ぎ続ければちんと伝わる事を改めて学んだ。
ありがとう、そして芽が出て良かったねつむぎ。
『パパ、たんぽぽの芽が出たからタッチしよう!』
そう言ってつむぎは笑顔でワタシに手を出した。
大切に育てて花を咲かせようね。
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