雷オヤジと泣きべそムスコ。
お調子者まっしぐらのきよいち。
『廊下を走っていた』
『給食の時に食べずにふざけていた』
『机の上に乗ってた』
これまでもこんな感じの指摘を受けて『すいません』と頭を下げることは度々だったけど
まあどれも子どもっぽいって言えば子どもっぽい内容でそこまで多くは言ってこなかった。
年上の男の子相手に戦ってきたこともあったし感心することもあった。
戦いごっこ。先日保育園にお迎えに行った時に園庭で遊んでいたきよいちを発見したから近づこうとすると… なんと走ってきた男の子に急に制服を...
でも
今日は違った。
女の子相手に意地悪をしてきたらしい。
それも何人も。
雷です。
落としました。
思い切り落としました。
きよいちにとっても初めて思い切りパパから雷を落とされた日だっただろう。
そりゃそうです。
『子どもっぽい』で終われるきよいち単体のイタズラならまあいいけど
相手がいて
更にその相手が女の子で
傷つけてしまうような意地悪をした場合は落とします。
思い切り落とします。
いつもだったらひとお通り叱った後は気分リセットしていつも通り接するけど今夜は違う。
『ダメなものはダメ』だとしっかり自覚してもらうために不機嫌を貫く。
『子どものやったことですから〜』
このセリフが言えるのはやられた側だけ。
きよいち
まずは明日しっかり約束を守ってきなさい。
明日約束を守れたらそれを明後日も守りなさい。
明後日も守れたらそれをまた続けなさい。
信じてる。
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