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子育て

トマト頑張れ。

1学期に夏野菜栽培でミニトマトを小学校で育てていたつむぎ。

夏休みが入ると同時に植木鉢ごと持って帰ってきて最初の方は家のベランダでも面倒を見ている様子だったけど途中から遊ぶことが優先になってきてつむぎがミニトマトに水をあげる姿を見なくなった。

みるみる枯れていくミニトマトの葉や花たち。

救出劇の開始です。

かなり枯れてしまっていたけどまだいくつか花は咲いている状態。

まだまだ暑い日は続くし回復を期待できるんじゃないかと思いつむぎに変わってワタシが面倒を見始めた。

2学期が始まって植木鉢を学校に持ってくるように言われたから別の植木鉢と土を買ってきて丁寧に掘り起こして引っ越しも完了。

あとは回復を待つばかり。

 

ワタシにはこのままこのミニトマトを枯れさせたくない理由があった。

つむぎが1学期の間に小学校で適当に育ててきたミニトマトならそうは思わなかっただろうけどこのミニトマトはそうではない。

 

『今日はお昼休みは何したと?』

『トマトに水やりをしてたよ』

 

1学期の間はこれがいつもの会話。

友だちとワイワイ遊ぶタイプではないつむぎが長いお昼休みをどう過ごしているかと気になっていつも聞いていたけど答えは決まってこう。

つむぎの1学期のお昼休みを共に過ごしてくれて大切なミニトマト。

 

『せめてもう1個だけでも実って欲しい!』

 

この一心で毎日様子を見続けた。

だがマンションのベランダ菜園で1番難関なのが受粉させること。

ミツバチなんかがここまでお仕事しにきてくれる高さでもないし花は咲いても実らずにのそまま散るの繰り返し。

 

〈このまま徐々に気温が下がっていくとトマトの季節も終わるな…〉

 

なんてことを思っていたけど…

 

なんと!

 

小さな緑のミニトマトが1個実った!

風に乗って見事受粉したかな。

 

まだ次から次に花は咲いているからチャンスはあるかもしれないけど

とにかくこの1個を大切に育てきって収穫しよう。

 

トマト頑張れ!

 

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サノパパ
ご覧いただきありがとうございます。 福岡より、ツマとムスメとムスコとワタシの、毎日『予定通りではない』日常を綴っています。子育ての楽しさを共感していただけたら嬉しいです。 長女 : つむぎ 次女 : ひかり 長男 : きよいち - パパはタノシイ -
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