穏やかな秋晴れの日曜日。
「今日は金木犀を見に行こう」
金木犀の香りが大好きなツマの提案で早速出発。
先日見に行った時に、開花まであと少しだったから、そろそろいい時期だろうと近くの公園へ。
見事なまでの満開。
駐車場に車を止めて、ドアを開けた瞬間からその香りに包まれた。
あんなに小さい花が、よくもここまで癒しの香りを運んできてくれるもんだと感心感心。
金木犀を見に行くのも、ムスメたちが生まれる前から毎年来ているから、きっとこの香りも家族の思い出の香りとなっていくだろう。
「お腹の中におる時から見に来とうけど、覚えとう?」
つむぎに聞いてみると、定かではないが「うん」とうなずき、金木犀の木の下走って行った。
「いい匂い=美味しい食べ物」
今のところ、この思考回路で出来上がっているつむぎは大はしゃぎ。
色だけ見て、柿かみかんと思っているんだろう。
満開の金木犀は初見のひかりも、まるでお腹の中までこの香りが届いていたかのようなこの表情。
四季それぞれに、家族との思い出を思い出す”キッカケ”を作っていく事も、今の子育ての楽しみ。
将来離れて生活する時がきても、金木犀の季節になればツマとワタシはムスメたちとの『今日』を思い出し、きっとムスメたちも同じ思いでこの香りに包まれるだろう。
その季節が来る度に思い出す、カタチにはないから決して無くなる事のない、親から子へのプレゼント。
『思い出』に勝るプレゼントはないと思いながら、日々出来る限りの時間を共有している。
これをいつか振り返って笑って話すような日が来た時に飲む酒は、今までに味わった事のない美味しさなんだろうな。
そんな事を思いながら、夕方「おやつの時間」で帰宅。
「おやつの時間」なんていつもある訳ではないし、公園で遊んでる途中に「1回帰ろうか?」と言っても素直に帰る事は決してないが、今日のつむぎは素直。
その理由は、先日たまたま岩田屋に行った時に出店していた、東京・三軒茶屋のチーズケーキ専門店「cafe The SUN LIVES HERE(カフェ ザ サンリブスヒア)」のチーズケーキを試食すると、あまりにも美味しくて買って帰ったのが理由。
この3種類。
CHILK(チルク)はとろける食感の「3層の瓶詰めチーズケーキ」
この説明書き通り本当にとろける食感で絶品。
買えなかったけど、「オレオ」を使って作ったケーキもすごく美味しそうだった。
(詳しくはウェブサイトをご覧ください)
福岡も都会でいい街だけど、「東京だけです!」と言われると、たまに東京が羨ましい。
夕食前だった為、今日はストロベリーのみ実食。
さあどうぞ。
どうですか?
お〜。やっぱりそうか。
視線を感じて、ふと隣に目をやると。
すまん、もう少し待ってくれ。
それにしても本当に美味しかった。
この店が福岡にもあったら、度々足を運んでいるだろうな。
その後、弟家族が実家に帰るという事でワタシたちも向かった。
今までおもちゃを取り合ってお互い泣いていた歳違いの弟のムスメとも、今日はそんな事なくずっと仲良く遊んでいた。
「成長したな〜」と思いながら眺めるワタシの目に映る子どもたちは、本当に微笑ましかった。
遊んだあとは2人揃っておにぎりをムシャムシャ。
ひかりももう時期この輪に入って遊びまわるんだろうな。
それにしても、「食欲の秋」になり過ぎないように、スポーツも読書も自然も、たくさんの秋を楽しもう。
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