『パパこれ飾ってて』
そう言ってひかりから渡された手作りの短冊。
それを見て思わず微笑んだ。
そこにはひかりの心の成長が書かれていた。
誰にだって苦手な食べのもはある。
ワタシも和菓子系の甘いものが食べられないわけではないけど苦手。
そしてひかりは細かくすれば食べられるけど見た目に分かるくらいで出されると『しいたけ』が苦手。
ワタシ自身苦手なものもあるし細くしてこっそり料理に使うことはあっても強制して苦手なものを食べさせることはしてこなかった。
『人それぞれそんなもん』
ツマはレバーが苦手だし
つむぎはゆで卵が苦手だし
きよいちは苦手なものは無くて口に入るものなら全て好物だけど
食の好き嫌いなんてそんなもんだと思っていた。
だからひかりがしいたけを苦手なことに関して特別何も思っていなかったけど
ひかり自身は違ったみたいだ。
ひかり手作りの短冊にはこう書かれてあった
『きらいなたべものがすきになりたい ひかり』
こちとらプロフェッショナル親バカ。
これで感動するなって方が無理なわけで。
ワタシは『そんなもんだろ』と思っていたのに
ひかりの自身は『すきになりたい』と思っていた。
この時点で5歳児に『自己啓発』の部分で負けているような気にさせられるような短冊。
素敵!!
ひかり
しいたけを食べられるようになった日は
思いっきりハイタッチをしようね。
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