親子の信頼関係なんて突然出来上がるものではなくて
日々の積み重ねで築かれていくものだと思っている。
だから出来るだけ子どもたちとの時間を過ごしているつもりだけど
昨日小学校で行われたひかりの健康診断の待ち時間に友だちと一緒に遊び回っているひかりを見ていると
なんだかあっと言う間にひかりにはひかりの世界が出来上がっていく気がした。
だから
『卒園までに少しでもひかりとの時間を作ろうと思う』とツマに話したところ
『それなら今日も早めにお迎えに行ってそういう時間を作ろう』という流れに。
つむぎの時も保育園を卒園するまでにこうしてママとパパを独り占めさせてたくさんの愛情を充電する時間を作ってきた。
我が家にとってこういった時間は将来ワタシたち親子の心と関係性を豊かにする時間だと思っている。
全く同じ言葉でも言う人が違うとその重み関心が全く違ってくる。
それは全て信頼関係からくるものだとワタシの経験上そう思う。
我が子が困った時には頼ってほしいし
我が子が何か目標に向けて歩き出した時は誰よりも背中をおしてあげたい。
そんな時に
『どうせパパに相談したって』
『パパに何を言われても』
こう思われるほど寂しいものはない。
ある程度大人になったり
同じ親という立場になったりすると
ある程度あの頃気づかなかったことにも気づくことが多くなるけど
家族という内側よりも
友だちやいろんな遊び場みたいな外側に興味が注がれいる間は
なかなか親の声は届かなかったりもする。
何でもかんでも親の言う通りにしてほしいというわけじゃない。
この子たちにはこの子たちの選ぶ生き方がある。
だからそれでいいんだけど
『何があっても家族は味方』
これだけは心の真ん中に止めていてほしい。
あっという間に外側に興味が多くなりそうな性格のひかりの姿を昨日小学校で見ていると無性にそう思った。
小学生になると保育園の頃に比べて日常の様子がほとんど分からなくなる。
だから楽しかったことは楽しかったと話してほしいし
困っていることは困っていると話してほしい。
頑張りたいと思うことに頑張れと言わせてほしい。
つむぎにも言っているけどママもパパもテストで100点ばっかり取ってきてほしいわけでもないし友だち100人作ってほしいわけでもない。
テストが0点でも
友だちがなかなかできなくても
とにかく笑顔でいてほしい。
ただそれだけ。
今日みたいな時間は
将来の子どもたちの笑顔を守るための大切な種まき。
幼い頃のこういった時間が心の栄養になって
大きくなってもずっとニコニコと笑顔の花が咲き続けますように。
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