子どもたちが保育園に通い出してから
この時期になるとずーーーーっと気になっていたことがあって
その謎が数年越しにようやく解明した。
それはとてもとても心温まる回答だった。
つむぎがお世話になっていた頃からこの時期になるといつも保育園からどんぐりを拾ってきていた子どもたち。
『保育園でこんなにどんぐり拾ってきたよ!』
子どもたちがこう言っていつも笑顔で拾って来たどんぐりを見せてくれる度に
〈保育園にどんぐりの木があったけな〜〉と不思議に思ってた。
毎年気になっていたけどいちいち園庭の木を全て見回ったわけでもないし
〈どこかにあるんだろうな〜〉くらいで毎年ワタシの中で解決していた。
でも
拾ってくるどんぐりの種類も様々。
大きいのもあれば丸いのもあって小さく可愛いのも。
〈園庭にこんなにどんぐりの木の種類あるか?〉と謎は深まるばかり。
それでも〈どこかにあるんだろうな〜〉と思い込んでいたワタシに謎解きのチャンスが訪れたのは先日どんぐり屋に保育園の先生が来てくださった時。
『なんでどんぐり屋っていう名前にしたんですか?』と先生に質問されて
『お店の名前を考えている時に子どもたちがよく保育園からどんぐりをたくさん拾ってきてたので…』と答えた時にフッとあの謎を思い出して先生に質問し返してみた。
『それで気になってたんですが保育園ってどんぐりの木があるんですか?』
この質問に対しての先生の返答がこの長年の謎の答え。
それは
『どんぐりの木はないんです!先生たちがそれぞれどんぐりを拾ってきて園庭に置いてるんです!』
と。
『なるほど!そういうことか!』
そう思う前に
『すごい…』
この言葉にただただ感心するばかり。
その行為を当たり前のように答えてくれる様子に
先生方の子どもたちを喜ばせようとする気持ちが伝わって感動した。
保育園には謎だったどんぐりの木はなかった。
でも
先生方が子どもたちを思う優しさがたくさん溢れていることを再確認した。
そのおかげでいつもこの時期になると子どもたちが笑顔で帰ってきている。
この優しさがなければワタシたちも『どんぐり屋』という店の名前もつけていなかったと思うとすごく感慨深い。
今度園庭に落ちているどんぐりをワタシも探してみよう。
とても心温まりました。
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