【三本の矢】
一本の矢は容易に折れるが、三本まとめてでは折れにくいことから、一族の結束を説いた三矢の教え。
ハイボールを飲みながらパソコンに向かいしばらくが経った。
ワタシは見事な抜け殻状態。
どこをどう切り取って書き始めればいいか迷っている。
『三本の矢』
とにかくそんな1日だった。
今日は朝から姪(3歳)が遊びに来た。
大好きな従姉妹が遊びに来ると知って、つむぎは大喜び。
『やったー!ステキ!ステキ!』
ジブリ作品『パンダコパンダ』の主人公『ミミちゃん』の影響で、大きな声で『ステキ』を連呼。
ひかりは訳が分かってないけど、つむぎが嬉しそうにしているから一緒になって大騒ぎ。
このムスメたちの喜びようからある程度のドタバタ劇は覚悟していたが、今のワタシにはこれまでの『経験』という心強い後押しがある。
つむぎを相手してきた。
ひかりが成長してからは、つむぎとひかりを相手してきた。
きよいちはまだツマに付きっきりだが、この二本の矢を相手するのはもうなんの問題もない。
今日はその矢がもう一本増えるだけ。
更に、先日公園で出会った親子から学んだ『最強の砂場遊びセット』まで購入済み。
ガチの料理セット。
100円ショップで揃うし、そろそろ砂場遊びにも飽きてきたつむぎもこれには一発で心を掴まれてた。
家で料理をしている大人のマネを、砂場では子どもたちが思い切り表現できる。
それぞれに調理が開始され、ワタシはひたすらそれを食べる係。
つむぎと姪が作ってくれたスープやケーキをお腹いっぱい堪能。
次から次に持って来てくれるから、ワタシも次から次に食べるふりで応戦。
ふとひかりを見ると、ひかりも楽しそうに黙々と調理中。
『ありがとう。食べていい?』
周りの家族を気にせず、食べたふりを大袈裟にすることに抵抗が無くなってきた頃ひかりにも尋ねると…
砂場遊びの料理を食べるのを拒否されたのは初めての経験。
普段から食いしん坊なひかりは、砂場料理すら独り占め。
この後、ひとりで美味しそうな表情で食べるふりを。
誰かに目をやると誰かが転んで泣いてたり、一緒に砂場で遊んでたと思ったら急にブランコや滑り台で遊び出したり。
今日はまさに保護者と言うよりは監視員。
誰1人大きなケガをさせなかったことはひと安心。
ヘトヘトになって家に戻ると、ひかりは昼寝をしたけどつむぎと姪は眠気よりも遊びたい欲が優っていた。
とは言っても、まだまだ昼寝が必要な歳の子。
お風呂に入れて夕飯を食べ始めた頃、お互いの眠気がピークになり2人まとめて変なテンションに。
「おうちに帰りたい」
そう言いながらもうろうとする姪。
「いやーーっ!一緒に行くーーっ!」
泣き叫んで付いて行こうとするつむぎ。
ふたりが変なテンションで箸が止まってる隙に、ふたりのお皿に残ったご飯をこっそり食べてまわるひかり。
そういったタイプの妖怪がスプーン片手に現れたと思い、思わず笑ってしまったワタシ。
泣くきよいち。
子どもたちをなだめるツマ。
その間、更に食べてまわるひかり。
カオス。
初めてこの表現がピンときた瞬間。
この後、弟が姪を迎えに来たのをきっかけに少しずつこの状況は収まっていった。
二本の矢を相手してきた経験では全く足りなかった。
『三本の矢、一族の結束』
きよいちが一緒遊び出す頃に向けて、三本の矢にも屈しないパパになろう。
そう決意した1日。
あと、ひかりが人のご飯を食べてまわらないでいいように、食費稼ごう。
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