今週末はどんぐり屋を営業させる予定だったが、あいにくの連日雨予報。
雨が降ってはあまり人も歩いてなく、どんぐり屋も静かになって子どもたちも退屈してしまうから基本はお休みしている。
今朝見てもスマートフォンの天気予報は雷雨マーク。
どんぐり屋のインスタグラムで今週末もお休みすることをアナウンスし、子どもたちとゆっくり過ごすことにした。
ところが…
曇り空のまま、いつまで経っても雨なんて降ってこない。
雨が降るのか降らないのか分からないこの中途半端な天気が1番困る。
一応、つむぎに何をして遊びたいか尋ねてみると『公園で遊びたい』とのこと。
よし！そう決まれば雨が降り出すまでは思いっきり公園遊びで決定だ！
『あの公園で遊びたい！』
つむぎがそう言った公園をハシゴしてみたが、今の緊急事態宣言もあってどこも閉鎖中。
家の近所の小さな公園くらいならここまでないが、少し大きな公園になると外遊びすらできない状況。
遊べないように遊具にはロープが巻かれ、いつもは子どもたちの笑顔でたくさんの公園もこの様子。
『なんで滑り台にロープがあるの？』
『なんで駐車場に入れないの？』
『なんでコロナがあるの？』
『ねえ？なんで？』
涙目のつむぎに何度も質問された。
大人でも理解し難いこの時代を、幼い子どもたちからすれば『なんで？』の連続だろう。
『飛行機に乗ってどこかに行きたい』と言っているわけでもなく
『新幹線に乗ってどこかに行きたい』と言っているわけでもなく
『近くの公園で遊びたい』
これすらもさせてもらえないなんて、本当に『なんで？』としか言いようがないよな。
公園は諦めて、我が家は時々行く『宇美八幡宮』へ。
ここは安産祈願の神社。
我が家の子どもたちも、生まれる前と生まれた後はこの神社で御参拝している。
同じように御参拝に来た、生まれたての赤ちゃんを抱いた家族や、これから出産を控えている家族が多く、暗いニュースの中でも幸せな気持ちにさせてもらえる。
神社に着くと七夕の短冊が用意されていたから、つむぎとひかりに任せてこの暗い時代を吹き飛ばすお願い事を書いてもらった。
ツマに手伝ってもらってつむぎが書いた願いは
『コロナがはやくあっちいきますように』
寝起きで無表情のまま
ひかりが書いた願いは
『みんながしあわせ』
本当にその通りだ。
1日でも早く
1時間でも早く
1分でも早く
子どもたちの願いが叶いますように。
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