明日で1歳8ヶ月になるきよいち。
最近は少しずつ歩ける歩数が増えてきている。
『きよいち、家での練習の成果を見せてやれ!』
今朝登園した時、教室で2メートルほど離れた場所に座っていた先生へ向けてワタシはそう言ってきよいちを解き放った。
まだクラスで唯一歩けないきよいちの挑戦に集まる先生方の視線。
先生めがけて1歩1歩踏み締めるように歩き続けるきよいち。
『おおぉ!』と声を漏らす先生方。
2メートルほどを完歩しきって先生にギュッと抱きしめられるきよいち。
『おおぉ!』と拍手を送る先生方。
きよいちも嬉しそうだった。
最近はきよいち自身の『歩きたい』という意志を強く感じるから、おそらくよちよちと歩き始めるのは時間の問題だろう。
それとは別できよいちの成長で気になる点がひとつある。
それは未だに『ママ』や『パパ』と言わないこと。
正直この日記に書き残すかどうか悩んだが、これもきよいちの成長日記。
包み隠さず記録しておこうと思う。
つむぎもひかりも、この頃にははっきりと『ママ』や『パパ』とは言わなくても、『マンマ〜』などそれっぽくは呼んでくれていた。
きよいちも全く他の単語も喋れない訳ではない。
『アンパンチ』を真似て『アーンぷ〜』と言っているので、本人の中では言葉を理解しているはず。
『パパって言ってごらん?』
ワタシがそう言ってもきよいちはいつも『パ』と『タ』の間のような『タ゜〜!』と声を出すだけ。
『ママ』に関してはまだそれっぽい言葉も発さない。
まだ難しいのかな。
『なかなかママパパって言わんね』
ツマとそんなことを話している中、数日前から急にきよいちに変化が。
ワタシを指差し
半笑いで
はっきりとワタシに向かって
見事なまでにはっきりとした発音で
『パパ』と呼ぶ前に
『ぶた』
と。
なんで?
何がどうなってこうなったか全く理解できないけど、ただはっきりと言えることは、はっきりと『ぶた』と呼ばれていること。
父親として、1歳のムスコから『ぶた』と呼ばれていた過去を書き残すかは迷ったが、これも現実。
子どもの成長や言動は『なんで?』の連続なんだけど、まさか『パパ』って呼ばれる前に『ぶた』かよ〜。
ちなみに
現在こどもたちの中で大人気なアンパンマンのキャラクターは『フランケンロボくん』
(画像拝借)
この子はいつも『パパ〜!パパ〜!』と言いながら走り回っている。
このフランケンロボくんが出る時はいつも子どもたちは盛り上がる。
だから試しにきよいちにこう尋ねてみた。
『きよ、フランケンロボくんの真似して?』
するとなんの迷いもなくはっきりと
『パパ〜!』
と。
うーん…
なんで?
▼ ▼ ▼ コチラもご覧ください ▼ ▼ ▼
■世界で一番愛のこもった作品を作るお手伝いもしています。