この2日間は雨の週末。
雨の影響もあってやはり集客は厳しいものはあったが
それでも『開けて良かった』と思える週末だった。
頭の中で考えただけの『想像』では上手くいくか分からないようなことでもいざ『行動』してみるとその想像を超えた結果が訪れる場面が多々ある。
どんぐり屋を作り始めた当初からこれの連続なような気がする。
行動することでそれをどこかで見てくれていた誰かに助けてもらえて続けてきた。
頭の中では『自分の力でできるだろうか』と思っていたことが気が付くと『たくさんの人の力』のおかげで達成できてきたことが多い。
家で黙っていたらできることのない繋がりがたくさんできている。
どんぐり屋がある秋月と言う場所は観光地でその中でも春と秋がメインになっている。
他の店舗ではこの春と秋だけ営業をしてここで集中して稼ぐというところもある。
おそらくこっちの方が合理的なやり方なんだろうとは思う。
春は桜で秋は紅葉と見どころはあるけど夏と冬は特になくて観光客も少ない。
特に冬に関しては寒過ぎて人がほとんど歩いていない。
でもワタシはとにかく最初の1年は年中を通して営業すると決めた。
思っていた通り冬は人がいなくて寒さに耐えるだけだった。
『やる意味あったかな？』と思われても仕方がないような日々だったけどワタシは『秋月の寒い冬で店番をする』という経験を得られて『冬の営業は寒いですね〜』とその経験をもとに近所の店舗の方々と同じ土俵で話すことができた。
経験する前とした後では近所の方々との距離が少し縮まった気がした。
身も店内も寒い日々だったけどこれだけでやった意味があったと思えた。
少し距離が縮まるとその分少し環境も変わる。
『お！どんぐり屋頑張ってるな！』と気にかけてもらえる機会が増えた。
『どんぐり屋宣伝しといたよ！』
『近所の知り合い今呼んだけんもうすぐくるよ！』
『これ知り合いにもすすめとくね！』
この雨の週末の中でも地元の方々にこういう言葉を言ってもらえた。
ワタシ1人の力では届かない場所までどんぐり屋の名前を届けてもらえた。
動けば動くだけ見てくれている人は増えるしその分ワタシの知らなかったところまで環境は広がっていく。
今日はそれをまた強く実感した。
それと同時に
これまでやってもらってばかりだったから少しずつでも『力になる側』になりたいと思った。
これもまた思うばかりでは何も変わらないから少しずつでも行動していこう。
きっとその行動がまた環境を変える。
自分の行動が少しでも人の役に立てるように。
こういう考えができるようになったのも
あの時どんぐり屋を始めようを行動したからだろう。
本当にたくさんの人に助けてもらっている。
まだまだまだまだこれからだけど
ちょっとずつ恩返しを。
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■森のどんぐり屋インスタグラム
