締め切り間際の確定申告も多分大詰め。(多分)
去年まではいつも通りといった感じで確定申告を進めていたけれど
今年はちょっとややこしい。
去年までの確定申告は収入に対して支出を書き出してちょっと節税の調整を…って感じだったけど今年は同じようでちょっと違う。
去年はどんぐり屋を作るのに国の補助金を利用した。
そしてこの補助金は全て収入扱いになる。
通年は収入と支出のバランスが0に近づくように手持ちの領収で調整するのだが今年はそうはいかない壁にぶつかった。
今回の補助金の使い道はどんぐり屋の開業費。
内装工事や設備品等どんぐり屋に購入したものは金額が大きい。
補助金の収入分はこれらの購入した分と相殺できれば特に悩まないのだけれどそれができない。
10万円以上の設備品はそのまま経費として計上できず『減価償却』といって耐用年数に応じて計算しなければならない。
例えば100万円で購入したものがこの先10年は使えるものだとしたら10年に分けての申請となり1年あたり10万円。となる。
この『減価償却』通常であればメリットの方が大きい。
例えば銀行等で資金を調達して開業した場合は銀行からの借入は収入にならない。
そして開業初年度はあまり売上がない場合もあるから確定申告の調整もしやすく、開業費が全てこの年で経費になるよりは後々売上が上がってきた時のことを考えると減価償却として数年に分けて申請した方が節税の面で助かってくる。
ですが
どんぐり屋の場合は調達した資金が補助金だから全て収入扱い。
これが悩ましい。
補助金により収入がドンと上がったのに減価償却によって経費として出せるのが低額。
これの何が悩ましいかというと…
支出よりも収入の方が多いとその分支払う税金が高くなる!
〈納税は少しでも安く…〉
これが本音です。
この逃げ道を税務署の税理士さんと電話で相談してパソコンに向き合いながらほぼ1日が終わった。
来年からはこの悩みは無くなるんだろうけど今年は悩ましい。
『もう少し時間はあるので頑張ってください』
電話を切る際に税理士さんから言われたこのひと言を励みにもう少し頭を抱えてみよう。
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