つい最近『夏の猛暑を乗り越えて…』という日記を書いたけど
撤回!
完全撤回!
猛暑!
まだまだ夏!
暑い!
この暑さもあってか今日のどんぐり屋はのんびりと営業。
ただのんびりと言っても
やることはたくさんあるわけです。
![](https://papalifeblog.com/wp-content/uploads/2022/09/恋バナナ研究中.jpg)
ご縁があて話しをいただいた『恋バナナ』でのバナナジュース作り。
国産の高級バナナだから『どんどん試作!』というわけにもいかず慎重に進めてきました。
何となく自分の中でもバナナジュースに合うバナナの熟れ具合は分かっている。
今どんぐり屋で使っている輸入産のバナナは熟れ具合の見極めがもう慣れてきたが
国産のバナナはまたちょっと違う。
バナナは熟れ始めると『シュガースポット』と呼ばれる黒い斑点がでる。
『シュガースポット』が出ると甘味が増したサイン。
上手に熟れさせるには室内の温度調整も重要だが、何より輸入産のバナナはこれが分かりやすい。
こんな感じ。
![](https://papalifeblog.com/wp-content/uploads/2022/09/エクアドル.jpg)
今我が家で可愛がっている最中のバナナちゃんたち。
このくらいのシュガースポットは『食べる』を目的としたらちょうどいい頃合い。
酸味と甘味が混ざって恐らくバナナを1番美味しく食べるにはこのくらいの斑点がいい。
ただ個人的にだが『食べる』を目的とせずに『バナナジュースにする』を目的としたらこの状態ではまだ早い。
『熟れる』と『傷む』のギリギリまで待った方が甘味が主張してジュースにした時には美味しい。
初めての国産バナナでの挑戦。
ここの見極めがなかなか難しい。
なぜ国産バナナはこれが難しいかというと、国産バナナは輸入のバナナと比べると圧倒的に皮が薄い。
『国産バナナは皮まで食べられる』
こう言われているのは単に無農薬ということだけじゃなくてこの皮の薄さにもある。
実際に皮を剥いてみるとビックリするくらい薄い。
そして食べてみると少し苦味はあるものの全然食べられる。
この魅惑の薄い皮の国産バナナ。
これがワタシを壁にぶるけてくれているわけです。
輸入産のように皮が厚いとジワジワと追熟されてシュガースポットが出始めるが
皮が薄い国産バナナはシュガースポットの出始めと傷み始めが『よーいどん!』でやってくる。
だから『熟れる』と『傷む』のギリギリが難しい。
今回ワタシの感覚でギリギリまで待ったのがこれ。
![](https://papalifeblog.com/wp-content/uploads/2022/09/こい.jpg)
先端が白くなっているがこれは実に触れていない皮だから問題ない。
ただやはりシュガースポットの出方が輸入産とは違う。
今日実際にジュースにしてみると国産バナナ独特の甘味でとても美味しかった。
でもこれが甘さギリギリなのかまだまだ攻めれたのかは今のワタシには判断がつかない。
お話しいただいた方へ連絡して飲んでもらったけど、ちょうどそのタイミングで来店してくれたお客さんがいたから『後日またゆっくり話そう』ということで感想は聞けず。
ただ表情は明るいように思えた。
どんぐり屋のバナナジュースはバナナと牛乳だけで作っているから、バナナと牛乳との割合とあとはどれだけバナナの甘味を引き出せるかにかかってる。
国産バナナ使用のバナナジュース商品化まではまだまだそこが課題。
どんぐり屋の研究は続く。
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