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子育て

殻の中での親子合作。

今日は初めての保育参観。

毎朝保育園までは見送っているけど、その先の様子は見たことがない。

いつも明るく、元気で、良く笑うつむぎは、親の目の届かない場所では一体どんな感じなんだろう?

ドキドキしながら見に行くと、

見事なまでに殻に閉じこもってた。

閉じこもりながらも、少しだけその殻に穴を開けて、そこから様子を伺っていた。

この性格はワタシ譲りだ。

気持ちはすごく分かる。

ムスメよ、それでもいい。そうやって様子を伺っている間に、1人でも気が合う友だちが出来れば、少しずつその殻の穴は広くなっていく。

そんな中、親子で工作の時間がきた。

ツマはひかりを抱っこしていた為、ワタシが一緒に作る事に。

こういう場面での似た様な性格のワタシとムスメは、スーッと2人でひとつの殻に閉じこもった。

ワタシの中での【親子合作】は、「とにかくムスメがやりたい事を引き出して、それをムスメにやらせる」これだった。

「次は何がしたい?」

「何色がいい?」

「どれを使いたい?」

どんどん質問し、「これやりたい」を引き出すのがワタシの役目で、それに対しての決定権と行動は完全にムスメに委ねた。

「はい、おしまいでーす!」

先生のこの言葉で殻から出たワタシは、周りの親子の作品を見て「あっ!」と心の声を上げた。

親子で一緒に切ったり貼ったり作っていて、キラキラとしてとても上手だった。

一方、うちは親の手が加わってないから、まさに「子どもが作った!」って仕上がりに。

もちろんワタシにとってはこれがムスメとの合作であって、ワタシもムスメも満足していたし、何よりその作品はとても素晴らしかった。

そうは言っても、ワタシも殻に閉じこもってしまったから【親子合作】のニュアンスを間違ったかな?とも思ったけど、

ツマがその作品を見てすごく喜んでくれた。

そしてやり方にすごく賛同してくれた。

これはワタシにとって、すごく意味があった。

夫婦で同じ方向性で子育てを出来ている事を再確認出来た。

とても大事なこと。

周りよりも見た目は少し素朴になったけど、そこにはたくさんの思いがある。

「殻の中」で一緒に作ったあの時間は、ワタシの宝物になった。


【papalife パパライフ ブログ パパが子育てを楽しむ】

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サノパパ
ご覧いただきありがとうございます。 福岡より、ツマとムスメとムスコとワタシの、毎日『予定通りではない』日常を綴っています。子育ての楽しさを共感していただけたら嬉しいです。 長女 : つむぎ 次女 : ひかり 長男 : きよいち - パパはタノシイ -
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