毎週土曜日、つむぎが通っている知育教室キッズアカデミーの、
赤ちゃんの教室ベビーパークに、来月からひかりも通うことに決めた。
生後6ヶ月、初めての習い事。
先週、今週と体験教室を受けて、考える力、想像する力、
つまり、自分の人生をデザインする力を身につける為の基盤を作る事が出来る、
『幼少期の脳』を、沢山刺激する事の重要さを夫婦で学び、納得しての迷いのない決断。
ワタシは学生時代、勉強は得意でも不得意でもなく「普通」に出来た。
好きか嫌いかと言われれば、勉強は嫌いだった。
中学の義務教育が終わり、高校進学の時、まだ『考える力』がなかったワタシは、
「周りが進学するから」という理由だけで高校に進学した。
そもそも勉強が嫌いな普通のワタシが、普通高校で過ごす3年間は、
友人関係を除くと、「楽しい」と言える時間ではなかった。
高校卒業が近付き、いよいよ周りが受験勉強を始めた頃、
「こんな興味ない勉強してられるか」という思いだけで、ワタシは就職を望んだ。
その、「望んだ就職とは何か?」と問われると何も答える事も出来ない、
「ただ勉強がしたくない」それだけの理由しかなかった。
その時親に言われた、
「それならそれでいいけど、もう一度自分の好きな事を思い返して、”何をしたいか”を考えなさい」
この時に初めて、周りがそうしてるから周りと同じように行動していただけの自分と向き合った。
そして消去法で好きなことを絞ってみた。
まず、勉強はない。
そしてスポーツも出来ない。
上手くはないけど、絵を描いたり物を作ったりする事は好きかも。
「嫌いなこと」と「好きかも」が見つかっただけで今後の決断は早かった。
受験勉強を全くしていなかったワタシの、「好きかも」に進む時間は多くはなく、
急いでお願いして美術部に混ざり、デッサンの練習をさせてもらい大阪の美術専門学校へ入学した。
この時に学んだ事が、「好きかも」くらいでもいいから、
そう言えることをひとつでも見つけれる事ができれば、人生のデザインの仕方が変わったという事。
専門学校卒業後は、福岡の大学の芸術学部に3年生から編入した。
そして卒業間近、周りが周りと同じように「就職活動」をしている中、
ワタシは「海外留学」の道を選択した。
中学卒業時に選んだ、「周りと同じように」から一歩道を踏み外してみた。
この決断は、今思えばワタシにとっていい事しかなかった。
一歩道を踏み外したワタシは、同じ年の友人が「同期」と呼ぶ「周りと同じ」環境にはもう戻れない。
もう戻れない状況のワタシはまた自分と向き合い、
「好きかも」から「本当にしたい事」を見つける必要性が出た。
その結果、このpapalifeをはじめとしたモノヅクリの仕事と出会えた。
この時学んだ事は、「周りと一歩道を踏み外す勇気」。
『考える力』がなかったワタシは、だいぶ遠回りをしたけれど、
『人生をデザインする為に必要な事』を身をもって学んだ。
そして、「早い段階でこれを考える事が出来たら、人生の時間の使い方も変わっていただろう」
そう思うようにもなった。
だから少しでも早く、「好きかも」と「本当にしたい事」を見つけれる力を付けれたらいいなと望む。
自分の考えに自信が持て、「周りと同じゃない」が恐くなくなることが出来れば、
必ず楽しい毎日が待っている。
その為に幼少期にしか出来ない事を全力で取組む事に決めた。
ムスメたちの為に今しか出来ない事をする事が、今のワタシの「本当にしたい事」。
何も頑張らなくていい。
全てを楽しもう。
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