『まだまだ先のこと』
いつかこの日が来るとは思っていながらも
少し他人事のような感覚で過ごしてきた。
けれど止まることなく時は流れて
子どもたちはそれぞれ成長していく。
『まだまだ先のこと』
これまでずっとこう思っていた日が
今日ついに訪れた。
今の保育園にお世話になって今年で5年目。
年少さんに上がるまでは朝の準備は親が同伴する。
だから過去4年間は毎朝子どもたちの教室まで行って一緒に朝の準備をしてきた。
そして年少さんに上がると子どもたちは階段を登って2階の教室へ行きそれぞれ自分たちで準備をするようになる。
保護者はもう教室まで行くことはなくなって靴箱でバイバイ。
この日が『まだまだ先のこと』と思っていたのにいよいよそれが今日になった。
今朝はツマもいたし春休み中のつむぎもいたから3人で階段を登って行くひかりときよいちの後ろ姿を見届けた。
ひかりが年少さんになって階段を登って行く後ろ姿を見届けた時も寂しくなったけど
2人揃って階段を登る姿は心には穴が空いた気分になった。
4年間ほぼ毎朝のことで『当たり前』になっていた朝の準備がなくなるとすごく不思議な感覚。
きよいちに関しては赤ちゃんクラスからお世話になっていたから毎朝オムツ替えから始まっていたのに…
小さな親の役割が1つ終了した。
つむぎの時も
ひかりの時も
きよいちの時も
一緒に朝の準備ができたあの時間はとっても幸せだったよ。
『教室に入りたくない!』って泣いてしがみつかれた日は困った顔をしながら本当はとっても幸せだったよ。
ありがとう。
明日からまた一緒に階段を登って教室までついて行きたい気持ちをグッと我慢して…
後ろ姿にしっかりと『楽しんでおいで!』とパワーを送るから楽しい毎日をね!
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