モンシロチョウのお話しです。
昨夜我が家に良い大事件と悪い大事件が一気に訪れた。
まずは悪い大事件。
順調に成長していた5匹のモンシロチョウの幼虫たちに子どもたちが先日それぞれ名前をつけたばかりだった。
その中でも『カミリ』と名付けた幼虫は他の4匹に比べて成長が遅くいつまで経っても小さなまま。
だから他の4匹と同じ虫かごで生活させているとどこに行ったか分からなくなる事も多くて、フンを掃除する時に間違って一緒に捨ててしまっては大変だから大きくなるまではカミリだけ別居させることにした。
2リットルのペットボトルをカッターで切った簡易的な部屋を作成。
切り口がギザギザしていたから万が一上まで登ってきた時にケガをしないように一応セロハンテープを貼って切り口を滑らかにした。
全てはカミリの事を思っての行動だったのにこれが結果的に悪い方向に進んでしまった。
別居させた事は悪くなかったけど問題は切り口に貼ったセロハンテープ。
万が一とは言っても1センチ程の体じゃ上まで登るのは無理だろうと思っていたのに…
昨夜そのセロハンテープに貼り付いてしまっていたカミリを発見。
なんとか剥がしてあげようと頑張ったけどどうにもならず…
カミリとは永遠の別れとなってしまった。
つむぎは涙を流していた。
ごめんね…
そして次は良い大事件。
虫かごで生活していた4匹の幼虫のうち2匹がサナギの姿に!
しかも脱皮してサナギの姿になる貴重な瞬間を家族みんなで見れた!
きっとカミリとの別れを悲しんでいるワタシたちを喜ばせてくれたんだな。
無事に羽化するまでこの2匹とはしばしの別れ。
今朝になり『もしこの4匹が無事に空を飛べるようになった時にそこに咲いた花の元へ来てくれたらいいね』と話しながらカミリは土へ返した。
本来は全員元気に空を飛んでくれたらいいんだけど
こうやって実際に育ててみると教科書通りに習うだけじゃ涙する事はないだろう命の授業がそこいはある。
無事に生きて成長するということは当たり前ではない。
子育て同様に
モンシロチョウの飼育も深い。
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