今までのぽかぽかとした秋の陽気から一変し、今日はいきなり冬を感じさせる寒さになった。
急な気温の変化からか、のどがムズムズして体がだるい。
熱を測ってみるが熱はない。
どうやら風邪のひき始めのようだ。
このまま風邪をひかないように、なおかつ体を元気にしなければならない時の我が家は、
『くすり屋よりも、もつ鍋屋』
これだ。
ニラとニンニクとプリップリのもつ。
薬じゃない、注射じゃない、「もつ鍋」これこそが福岡県人の風邪予防だ。
そういう事で、勝手に日本一美味しいと思っているもつ鍋屋【赤門屋】さんへ元気をもらいに。
一歩店内に入ると、全国各地から寄せられた「美味しい!」の声が壁一面にびっしり!
つむぎがまだ生後5ヶ月の時に来て以来の店内での食事。
ちょうどこの日は熊本地震があった日で、揺れに怯えながら食べたのを覚えている。
それからつむぎが動き回るようになって、鍋の火も危ないし持ち帰りで食べる事ばかりだった。
約3年ぶりの店内。
ひかりは初めての赤門屋。
持ち帰りで食べても同じように日本一美味しいが、店内で食べると雰囲気が美味しさを更に持ち上げてくれる。
席に着くなり早速もつ鍋が到着。
火を通す前のこの野菜のボリューム。
所狭しと言わんばかりに顔を出すニラが既に芸術。
数分後、鍋のフタを開けてよくかき混ぜる。
そこで見えてきたのは…
写真越しでも伝わってくるもつのプリプリ感。
もうこれは芸術作品。
「福岡生まれで良かった」と思ったに違いないつむぎがいざ実食。
さあどうだ。これが一番の元気の源。
そう、正しい答えだ。
「熱くて美味しい」
これがもつ鍋だ。
絶対に白ご飯を食べないと気が済まないつむぎには、おにぎりも注文。
ここで、目の前にある美味しそうな食べ物を散々食べ続けるつむぎの様子を見ていたひかりが、無言の一喝。
そしてこのお店は、贅沢な程にお通しが充実している。
今日は人気ナンバーワンの「ポテサラ」と「サザエ」を。
ひかりはまだ鍋は食べられないけど、お通しの「ポテサラ」を堪能していた。
このお店で、もつ鍋やお通しと同じくらい美味しく味わえるのが「日本酒」
利き酒師の店長、いや、社長、いや、CEOのタキツバ(本名:タキザワツバサ)さんから、美味しい日本酒をオススメしてもらえる。
今日は『じゅうじあさひ』という日本酒をオススメしてもらい、これがまた美味しい。
流石です。
そうこうしているうちに、鍋の中には〆のちゃんぽん麺を投入。
引き続きもつ鍋の〆を堪能中のムスメ。
ここで〆だと見せかけて、デザートの「ミルクわらびもち」も最後に投入。
最後の最後まで大満足を堪能。
とにかく今日も美味しかった。
そして何より、家族4人になってまた来れた事が本当嬉に嬉しかった。
幸せな味と時間をありがとうございました。
ごちそうまでした。