今朝、保育園に向かう為に家から出ようとしたところ、つむぎは玄関先でツマにしがみつき大泣きした。
その涙の理由は何なのかは口にはしなかったが、張り詰めていた糸がプツンと切れたように、家の中から見送るツマにしがみついて泣いていた。
毎朝つむぎを保育園まで送って朝の様子を見てきたから、泣くつむぎの後ろ姿を見ながら何となく涙の理由を察した。
つむぎは事あるごとに『家族好き!』と言ってくれる。
「みんなでご飯食べると美味しいね!」
「みんなでお散歩楽しいね!」
「みんなで寝るの嬉しいね!」
いつだって、つむぎの喜びの感情の中には『家族みんな』がいる。
それなのに、平日は1番最初に家族と離れるのはつむぎだ。
きっと頭の中では分かっているはず。
「このあとパパは仕事に行って、ママはひかりの事を見ている。」
この、自分自身が置かれた環境を、頭では理解していても、恐らく心がまだそこに追いついていない。
本音を言ってもいいなら、『みんなと一緒にいたい』と言いたかったはずだろう。
でも、言ってもどうにもならないのが分かっていたからこそ、言葉が涙に変わったんだろう。
もっと早くこういった感情への配慮や、心のケアをしてあげれれば良かったけど、 ツマもワタシも、つむぎとの毎日は初体験の毎日だ。
ひかりとの毎日も当然そうだけど、それでも「つむぎを育てた経験」を多少なりに活かせてる。
一歩前に進んだところから成長を見守る事が出来ている。
だが、つむぎは最初の子と言う事もあって、全てを横一線に並んで一緒に歩み、一緒に成長している。
つむぎに対しても、一歩踏み出して見守ってやりたい気持ちはあるけど、その踏み出した一歩がちゃんと前に進んでいるのかすら分からない。
世間一般が「右」だと言っても、ひょっとしたらこの子には「左」に進ませた方がいいのかもしれない判断すら、経験がないからそれを横に並んで一緒に確認していくしかなかった。
だから、今朝のように感情がアンバランスになってしまっているのに、それに気付くのが遅れてしまったのは、すまない。
ママもパパも一緒に成長中。
きっとこの先も同じような思いをさせる事は多いかもしれない。
でも、それを乗り越える度にまた『家族好き!』と、言ってもらえるようにしないとな。
今日また少し成長させてもらった。
また少し、「親」になれた。
▼ ▼ ▼ コチラもご覧ください ▼ ▼ ▼
【papalife パパライフ ブログ パパが子育てを楽しむ】