今日は『人権学習参観』というつむぎの授業参観があった。

授業のテーマは

 

『決めつけはやめよう』

 

授業で使われていたのは『われたかびん』というお話。

 

話の内容は動物小学校の教室の窓際に置いてあった花瓶が割れていて

その犯人をいつも乱暴や暴れん坊のおおかみさんだと決めつけられた。

だけど実は強い風が吹いてその花瓶は割れていた。

では犯人だと決めつけられたおおかみさんはどんな気持ちになっただろう?

 

『悲しい気持ちになった』

『勝手に決めつけないで』

『ぼくじゃないのに…』

 

1年生たちが『決めつけられた側』に気持ちになってそれぞれに立派な意見を出し合っていた。

 

すごく素敵な授業。

学校で受ける授業には色んな科目があるけれどこれから生きていく上でこの『道徳』を1番身につけてほしい。

こうやって授業として学ぶことで少しずつ心を養っていくんだなと感心した。

 

そんな授業終了後

 

最近探しても探してもつむぎの名札が見つからないことを担任の先生に報告。

 

『先生すいません、つむぎの名札は多分この子がどこかに隠してしまったようでなかなか見つからず…』

 

ワタシは抱っこしていたきよいちの仕業だと決めつけた。

 

やってしまった。。

小学1年生のみんながあれだけ相手の立場に立って『決めつけはやめよう』と学んだ直後だったのに。。

 

つむぎはちゃんとテーブルの上に置たと言っていて

ひかりも触ってないと言っているし

ツマとワタシが探しても探しても見つからないから

多分本当にきよいちがどこかに隠したんだろうけど…

 

このタイミングでの報告じゃなかったな。

 

きよいちすまん。

 

それともうひとつ。

授業参観後に営業していたどんぐり屋でも『決めつけ』な出来事が。

 

秋月も紅葉が始まってきたのと先日のテレビの影響で短い時間の営業だったけどたくさんの人がどんぐり屋を訪れてくれた。

 

いつも通り営業し

いつも通りの接客をしていると

 

『耳が聞こえないのでマスクを取って話してください』

 

来店されていたお客さんにこう言われた。

その方は耳が不自由だから相手の口の動きを見て目で言葉を理解している。

 

ワタシはハッとした。

 

飲食をやっているし、未だコロナのことも言われているし『マスクをした方がいい』と決めつけていた。

でもそれがコミュニケーションの妨げになっている方もいることを学んだ。

 

『決めつけ』って悪気がある場合が全てじゃないけど

視野を狭くしてしまうなと身をもって感じた1日。

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サノパパ
ご覧いただきありがとうございます。 福岡より、ツマとムスメとムスコとワタシの、毎日『予定通りではない』日常を綴っています。子育ての楽しさを共感していただけたら嬉しいです。 長女 : つむぎ 次女 : ひかり 長男 : きよいち - パパはタノシイ -