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子育て

エビガラスズメ。

子育てをしていると本当色んな経験と感情に出会える。

 

この夏休みの海や川やプールもそうだけど

ワタシ1人やツマと2人だったら『行こうか?』となかなかならなかったと思う。

 

『子育て』というフィルターを通すことで普段しないような事へも行動に移せるし

その先でたくさんの経験ができて様々な感情が生まれた。

 

今日の日記に書き残しとこうと思った出来事も

子育てをしていないと絶対に経験しなかったと思う。

夏休みの間ひかりが小学校から持ち帰ってきた朝顔。

夏休みの間と言っても終盤に取りに行ったから我が家で育てたのは10日ほど。

 

その10日で経験できた事。

 

それは『エビガラスズメ』の飼育。

 

『エビガラスズメ?』と思われるかもしれないけど

この『エビガラスズメ』の正体は…

 

『蛾(が)』

 

蛾ですよ…

蛾…

 

ワタシの人生で蛾の成長を見届ける経験をするなんて1ミリも想像したことがなかった。

 

でも1ミリも想像したことがなかった事を経験するのが子育てなんだと改めて。

 

ひかりの朝顔を持ち帰るまでは全く気が付かなかったけど

持ち帰ってよく見てみると何と『エビガラスズメ』の幼虫が5匹もついていた。

 

蛾の幼虫が5匹…

 

調べてみるとどうやら朝顔の葉を好んで食べている幼虫らしい。

 

でも不思議なもんで

『うわっ!気持ち悪い!』とならなかった。

 

ひかりが一生懸命育てている朝顔を好んで近づいてくれた『エビガラスズメ』の幼虫はむしろウェルカムだった。

そして可愛く見えた。

 

きっと街中や我が子以外の朝顔についているのを見たら『うわっ!気持ち悪い!』と言っていただろうけど

ありがたいもんで親バカって色んな感情をバグらせてくれる。

 

蛾の幼虫を可愛がって育てている自分がとても不思議だった。

 

結局5匹いた『エビガラスズメ』の幼虫たちはサナギになる前に食べる葉っぱを求めてどこかへ行ってしまった。

 

そして数日後

 

玄関の前に1匹の蛾が止まっていたから写真を撮って調べてみるとその蛾は『エビガラスズメ』だった。

 

その場からじっと動かない『エビガラスズメ』。

 

『きっと家族皆んなに会いにきたんじゃない?』とひかりが。

 

だから帰宅した順番に玄関前の『エビガラスズメ』に話しかけた。

そして全員が見終わったその翌朝にはどこかへ飛び立っていた。

 

『きっと蛾の恩返しね』とツマが声を漏らしたこの夏の我が家の貴重な経験。

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サノパパ
ご覧いただきありがとうございます。 福岡より、ツマとムスメとムスコとワタシの、毎日『予定通りではない』日常を綴っています。子育ての楽しさを共感していただけたら嬉しいです。 長女 : つむぎ 次女 : ひかり 長男 : きよいち - パパはタノシイ -
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