今朝のどんぐり屋に向かう道中は接近中の台風の影響で大雨。
〈こんな大雨じゃ誰も外を歩いていないだろうな〉
そんな思いもあったが
たとえ誰1人外を歩いていなかったとしても
我々にはどんぐり屋へ足を運ぶ理由があった。
『作りたい』っていう言い方をしてたら覚悟が弱すぎる気がしたから
『作る!』
言い切る!
吐いた言葉がどんぐり屋の覚悟だ!
どんぐり屋がある秋月という土地に新しい名物を作る!
そのために雨の中チキンを焼きに向かった。
庭にグリルを出して焼いているけど焼く場所は屋根があるからある程度の雨なら影響なし。
実際に炭火焼きにしないと完成の味が分からないから雨だろうと試作決行。
どんぐり屋の覚悟に天も味方してくれたのか、準備をしている途中からはあの大雨がうそだったかのように止んだ。
どんぐり屋はワタシがこれまで経験して身につけてきたことをプラスαして表現する場所。
仕事にしているデザインやアートを始め、どんぐり屋をする前から家族で好きだったから度々家で作っていたバナナジュース。
そして今回の炭火焼きチキンこと『秋月チキン』
ワタシがレゲエ好きで過去数回ジャマイカへ足を運んで食べていたジャマイカの郷土料理『ジャークチキン』の味をベースにして、それを更にどんぐり屋オリジナルの味付けにしたのが『秋月チキン』
ひとえに『ジャークチキン』と言っても食べる場所によってそれぞれ味は違う。
ジャマイカではそこら中の道端でドラム缶を使って焼いていたけどやはりそれぞれ味は違った。
大学卒業後にカナダに1年住んでたこともあるが、そこでも基本ジャマイカンコミュニティの中で遊んでいたからそこそこジャークチキンは食べてきた。
そこでもはやり『ここの味が好きだな』っていうのがあった。
そういった記憶を辿りながらどんぐり屋が自信を持って『美味しい!』と言えるものを提供できるように追求してきたわけです。
『経験』をただの『思い出』で終わらせるのはもったいない。
最初は既にある秋月の名物を絡めた方が『秋月チキン』と名乗りやすんではないかとも思っていたが、今思えばそれは弱気な発想だったのかもしれない。
既にあるもを頼れば名乗りやすいけれどそれは結局既にあるもののおかげでしか過ぎない。
秋月の何かを絡めた方が売り込みやすいんじゃないかと思っていたけれどそれも何か違う気がしていた。
『なんで秋月チキンって商品名何ですか?』
この先もうしこう聞かれるようなことがあったら
『これを秋月の新しい名物にするからです!』
こう答えられるようになればいい。
性格か仕事柄か、元々0から1を作り出すのが好きだ。
そんな思いで試作を重ねてきた秋月チキン
今日の試作でいよいよ味が決定!!
我が家が家族揃って『美味しい!』と言えばそれもうどんぐり屋の味!
そう決めている!
スパイスは効いているけど2歳のきよいちもパクパク食べれるくらい辛味は抜いている。
もう少し詰めて来週末あたりから商品化したい。
じゃないか。
商品化する!
『秋月の名物を作る!』
こう言い放った数年後
ワタシはこの日記に何て書いているんだろうか。
それも楽しみにしておこう。
追伸
先日日記に書いた『根性VS文明の力』
その結果ですが…
見事…
雑草根性すげえ!
除草剤しっかりしろよ!
やっぱり根性あるやつが残るな!
雑草に見習って根性入れ直してどんぐり屋張り切ります!!
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