数日前、ムスメたちが寝る前に寝室で一緒に遊んでいると、急につむぎが「つむパパとたくさん公園で遊びたい」と口走った。
愛しのムスメにラブコールを送られて、燃えないわけがない。
仕事のスケジュールと何度も何度も睨み合った。
デザインの仕事をしてる為、いつもは締め切りまでの日数まで仕事をバランスよく分散させ進めているが、燃えているワタシの目的はひとつ。
『休日を作る』
この一心で今週は仕事に挑んだ。
休日を作るからと言って、何も徹夜までして仕事を終わらせる訳ではなく、きちんと夜は少しでも家族団らんの時間を作りながら仕事を前倒しした。
前倒してやった。
そして以前も書いたが、やはり仕事の効率を上げるには朝体を動かす事だった。
つむぎを保育園まで送ってそのまま運動をして、更にその後仕事場まで片道40分(約10キロ)の自転車移動。
この距離の自転車移動はもう体が慣れてしまっている為、その前にする運動がかなり脳を叩き起こしてくれている。
おかげで仕事もはかどり、見事今日はオフに出来た。
本来、今日はつむぎは遠足の日だったから、晴れればツマと一緒につむぎのお弁当を作ろうと話していたけれど、あいにくの雨。
「雨なら遠足もないか」と判断し、ツマが保育園に電話を入れてくれた。
「今日は主人の仕事が休みなので家庭保育します」
よし、そうと決まれば家族でたくさん楽しむ計画開始。
午前中は家の掃除をしながらゆっくり過ごし、昼前につむぎに食べたいものを聞くと「パン」と答えた為、大好きなパン屋のFull Full(フルフル)へ。
店内を見ながら試食のパンをいただく。
ここの試食のパンのサイズは太っ腹。
「これが試食サイズ?」と思うくらい大きい。
これをいい事に、大食いのつむぎにまずは試食のパンを食べさせ、食費のセーブ。
今日は『人気TOP5』と黒板に書かれたパンのNo.1〜No.4を購入。
(No.5の”もっちり塩バター”は試食でいただきましたが、当然美味しかったです)
No.3の「わんぱくさんど」に色んな種類があって、今日頼んだのは「チリチキンサンド」
正直、他のパンが美味しくてもパン屋のこの「サンド」にはあまり期待してない方だったから、いつもは買っていなかったけど、興味本位で買ってみたらここは全く違った。
挟まれているチキンにたどり着くまでの食パンが、今まで食べた中の食パンで群を抜いて美味しかった。
「食パンだけでもいい!」
そう思ったところにチキンがワタシの口に襲いかかって来て、一瞬でここの「サンド」のとりこになった。
『しっとりモチモチ』
このありふれたフレーズでしか、この美味しい食パンを表現出来ないワタシの語彙力のなさを恨むが、とにかく美味しかった。
パンに夢中になりすぎて、ふとひかりに目をやると。
目が合った。
「すまん、ひかりはパンはまだ食べれない」
この思いでワタシは深くうなずいた。
離乳食を始めて、食の楽しさを覚えたひかりは、食べれないと分かれば暴れた。
余談だが、熱々のホットコーヒーがどのタイミングで口に入ってくるか分からない、この口の小さいタイプのカップがワタシは苦手だ。
試されている気がしてならない。
今日も何度も驚きながら飲んだ。
ホットコーヒーこそ、自分のペースで飲みたいから口は広い方がいい。
この小さい口を安心して飲める頃には、コーヒーがもうぬるいパターンが多い。
この話しはいいとして、このFull Full志免店はツタヤと併設していて、コーヒーを飲みながら本も読めるし、屋根のあるスペースでは子どもが遊べる遊具まで設備されてて、雨の日に過ごすにはとても快適。
皆んなの昼食も終わり、ママに抱っこされたひかりは嬉しそう。
でも、せっかくだからひかりもワタシと一緒にブランコへ。
雨が降ったからつむぎの要望通り公園でたくさん遊んであげれなかったけど、ここで一緒に遊んであげれて良かった。
つむぎも楽しそうで一安心。
夕方道が混みだす前に帰宅し、その後はまた家でのんびり。
親として心底微笑ましいのが、姉妹が仲がいい。
もちろん言葉での会話はないが、心が通じ合っているのがうらやましいくらいに分かる。
寝る時間になっても、2人で笑いながらはしゃいでいる。
ワタシはこの日記を書く為にパソコンに向かい、ツマが寝室でムスメたちを寝かせていると、何やらモゾモゾと音を立てながら近づいてくる気配が。
ここはワタシが2人揃って確保し、寝室まで連行。
姉妹が仲がいいのは本当に嬉しい。
家族っていうのは、他の何ものにも代え難い絆で繋がれている。
嫌でも親子同じ血が流れている。
そしてまだまだ遠い将来、先にこの家族に「さよなら」を言うのは順番的にツマとワタシが先だ。
そうなった時、何かあった場合は深い絆で繋がった姉妹同士で助け合って欲しい。
絶対に変わらないこの思いが、今のうちから安心して見ていられる。
時にはケンカもするだろうが、心の底では切れない絆で結ばれている事を成長とともに実感して欲しい。
それを実感し始めた時、更に家族・姉妹の絆は深まっていくだろう。
いい意味で変わっていくだろうこの家族が、すごく楽しみだ。
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