体調不良により不完全燃焼に終わった先月のディズニー旅行後、つむぎは毎日のように「また行きたいね」と言ってくる。
水面下では、来年1月に連れて行く計画を進めているのを当然まだ知らない。
前回は思い通りに遊べなかった事を悔やむような様子に、「実は1月にまたリベンジ行くぞ!」と思いながらも、見てると少し切ない。
ワガママもを言う事もなく、「この前行ったばっかりだし、またしばらくは行けないだろう」と、幼いながらに理解しているようにも思える。
そんな中、今朝ツマとムスメたちの成長の早さについて改めて話しをしていた。
ひかりはあっという間に体が大きくなって、つかまり立ちや離乳食開始など出来る事も多くなった。
目に見える成長と変化。
一方つむぎは、目に見える部分の成長はゆっくりと変わっていってる。
「大きくなりましたね」
「少し痩せましたね」
など言われても、毎日見ていると「そんなに変わりました?」と思ってしまう程のペース。
だが、その見た目の変化に反して、『心の成長』のスピードはものすごく早い。
ツマは「先月のつむぎの印象と今の印象は全然違う。どんどん成長していくのが分かる」と言った。
そして前回のディズニーを振り返り、「今のつむぎの感性のまま、嬉し事があると元気いっぱい飛び跳ねて喜ぶこの感性のままで楽しませてあげたかった。だから間を空けずにまた連れて行ってあげたい。今の感性の間にまた連れて行ってあげたい」
そう続けた。
ひかりの存在も大きいのか、つむぎの心の成長の早さを感じていたワタシもこれに納得。
【無邪気】
この言葉が一番似合う今のうちに、ムスメには何も考えさせず、楽しみたいように楽しんでもらいたい。
たかだか1ヶ月しか経っていないが、先月の感性で動き回っているムスメはもういない。
後戻りも、やり直しも、リセットも効かないリアルと常に向き合っている実感を、ひしひしと感じる。
『今』してあげた方がいいと思う事は『今』するべき。
甘やかしとは全く違う。
そこの線引きを間違えない為に、ムスメたちと向き合う毎日がある。
「何でもあり」ではない。
「すべき事」が必ず見えてくる。
それを理解する事が出来るのが、親子の強みで、家族の強みだ。
『心の成長』という子育て難関ゾーンに、足を一歩踏み入れた。
ワタシもしっかり成長し、何があってもムスメたちがいつでも全体重で寄りかかってこれるような、そんなふわふわな壁にならなくては。
ふわふわな壁になろう。
夜ご飯は兄が営む蕎麦屋【十割蕎麦 さ乃】に行った。
瓶ビールを飲みながら家族団らん幸せな時間。
写真に写っている蕎麦の半分以上はつむぎに食べられた。
それでもいい。
ふわふわな壁になろう。
隣ではひかりもすごい勢いで食べている。
今後我が家が抱える問題は、きっと食費だ。
でもいい。
ふわふわな壁になろう。
「ごちそうさま」
満足して店を出ると、つむぎは入り口付近に置かれていたタヌキのおっぱいを笑いながら触っていた。
これもきっと、多分、恐らく、そうであって欲しいけど、『今』しかない感性なんだろう。
まあいい。
ワタシは全てを受け止めれる、ふわふわな壁になろう。
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