保育園の運動会は10月9日。
本番が近づいてきたということもあり
毎日ではないが今日から朝練が開始された。
普段よりも1時間早くの登園を指示されている。
しかも
『遅れると全体に迷惑がかかるので遅刻はしないでください』
こう念を押されている。
朝の10分は昼間の30分に値する貴重さ。
相手は子どもたち3人。
10分でも早まるとかなりバタバタするのに、これが1時間ときたもんだから…
つむぎは自分の練習のためだと分かっているから張り切っていたが、訳が分からず朝から『早く早く！急げ急げ！』とワタシにせかされていたひかりときよいちは頭の中『？』だったろうな。
結果、5分前には無事に到着。
良かった…。
朝は仲良く手を繋いで歩くムスメたちの背中を眺めながら登園した。
入園したての頃、ひかりはまだつかまり立ちくらいだったのに。
2人ともすっかり大きくなった。
こうやって姉妹で手を繋いで保育園に行くのもあと半年か。
次はひかりがきよいちの手を引いて保育園まで歩いて行くようになるのかな。
そんな寂しさと楽しみが入り混ざった朝だった。
元気に小学生が登校している様子を見て
『つむ、小学生になったらこうやって1人で学校に行くようになるとよ』
ワタシがつむぎにこう話しかけると
つむぎは少し黙った後に
『つむ、パパと一緒じゃないと寂しいな』
と。
はい
この瞬間、火がつきました。
ワタシの親バカ心に火がつきましたよ。
いいよ、いいんだよ。
パパがいっつも送り迎えしてあげる。
（我が家は小学校の目の前にあるから多分徒歩2分くらいの距離を）
なんなら6年間手を繋いで行ってもいいんだぞ。
なんなら中学生になっても一緒に行ってもいいんだぞ。
なんなら高校生になっても、大学生になっても、いや、社会人になったって…
こんなことばっかり考えてるワタシは
はたして子離れできるのであろうか…
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