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子育て

寿命が縮んだ日。

心臓はドキドキし

口の中はパサパサに。

 

今日はとにかく焦った。

 

どんぐり屋を閉店後、帰る途中でちょっと買い物にショッピングモールへ寄り道。

 

そこでワタシが買い物をしている間にツマが子どもたちを連れてきよいちのオムツを替えに。

 

しばらくすると

 

戻ってきたのは大泣きするつむぎ。

 

『ひかりが迷子になった〜っ!!』

 

あとあと聞くとツマがきよいちのオムツを替えている間にワタシのところへ行こうと思って場所が分からなくなったらしい。

 

場所は大型ショッピングモール。

 

ツマ・つむぎ・きよいちが一緒に、ワタシは1人でそれぞれ探し回った。

 

しばらく探しても探してもひかりは見つからない。

 

過去に目にして耳にした悪いニュースが頭をよぎっては心臓がドキドキした。

 

探しに入った店で急ぎで迷子のアナウンスを頼んだ。

 

『この店内でアナスンスしますか?』

 

『どこでいなくなったか分からないからこの店内だけじゃなくて全体でお願いします!』

 

『そうすると総合案内の方へ行っていただけますと…』

 

『急いでるから今すぐここからそこへ連絡を繋げませんか?』

 

対応してくれた店員さんは全く悪気のない対応だったんだろうけど

大人気もなくイライラとした感情を出してしまった。

 

そして更にしばらく探し回るとツマから連絡が

 

『3階ベビー用品で預かってもらってるって!』

 

大急ぎでベビー用品店へ向かうと

そこには大泣きするつむぎとひかり、そして泣きながらひかりを抱きしめるツマの姿が。

 

大泣きするひかりを抱っこすると力強くしがみついてきた。

 

よっぽど不安だったんだろう。

 

ひかりを抱っこしたままイライラとしてしまった店員さんに謝罪と感謝を伝えショッピングモールを後に。

 

帰りの車内でもひかりはしばらく不安と恐怖で泣き続けていた。

 

気持ちが落ち着いたらいつも通りのひかりに戻ったけど

本当に寿命が縮んだ日だった。

 

帰宅して夜ご飯を食べる時

いつも通りひかりの高く可愛い声が食卓に響くのに心底安心した。

 

ごめんね。

怖かったね。

ママもパパも反省した。

これからはもう大丈夫。

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ABOUT ME
サノパパ
ご覧いただきありがとうございます。 福岡より、ツマとムスメとムスコとワタシの、毎日『予定通りではない』日常を綴っています。子育ての楽しさを共感していただけたら嬉しいです。 長女 : つむぎ 次女 : ひかり 長男 : きよいち - パパはタノシイ -
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