今日、ワタシの集中力は冴えに冴えまくっていた。
理由は、『忘れた頃にやってくるゴミ当番の日』
ワタシたちが住んでいるマンションは住民がとても多く、前回したのがいつだったかも思い出せないくらいの頻度でゴミ当番が回ってくる。
このお手伝いをするのを、つむぎは今か今かとずっと待ち望んでいた。
今回は仕事の都合で間に合うか分からなかったけど、『ムスメの楽しみを実現する為』という理由だけで、不思議な程に仕事がはかどった。
無事にゴミ収集所に到着。
首からゴミ係の名札を下げ、いざ開始!
手伝いを楽しみにしていたのは『空き缶係』
つむぎがプレス機に空き缶を入れて、潰れた空き缶をワタシが集めるという作業。
大人しかいない現場に、4歳児がひとりまぎれ込み、足早にプレス機の前を陣取った。
空き缶を持ってくる人が来るたびに、大きな声で「こんばんわー!」と言いながら、次から次に張り切って空き缶を潰していた。
途中、空き缶を持ってくる人がいなくなり、する事がなくなると、
「早く空き缶来てよー」
そう言っては周りを笑わせていた。
それを聞いた住民の方が、
「パパはビール飲むと?」と、つむぎに話しかた。
つむぎは黙ってうなずいた。
「それならパパにいっぱいビール飲んでもらって、また空き缶潰してもらわないかんね!」
つむぎはまた黙ってうなずいた。
その後ろで、ワタシも大きくうなずいた。
「ムスメちゃんが空き缶潰したいけん、旦那にいっぱいビール飲ませてあげて!」
いつか、エレベーターで同じタイミングで乗った時にでも、ツマにそう言ってもらえないだろうかという思いを込めて、ワタシも大きくうなずいた。
ゴミ当番は20時〜22時までだが、さすがに最後までは遅すぎる為、21時を回ったところで先に上がらせてもらった。
「よく頑張ったね」
「お疲れさまでした」
「ありがとね」
たくさん浴びせてもらった言葉たちに、つむぎは満足気にゴミ収集所を後にした。
帰宅後すぐ一緒にお風呂に入った。
髪と体をキレイに洗い、シャボン玉で遊んで遊んだ後、まだ『お手伝いスイッチ』が入ってるつむぎは浴室掃除まで。
ピカピカになったお風呂から上がる時、
「今日はたくさんお手伝いしたから、ママ喜んでくれるかな?」と。
いつも頑張ってくれているママを喜ばせたかったんだな。
つむぎ4歳3ヶ月。
とても優しい子に成長中。
お風呂から上がると、リビングでは笑顔のツマとひかりが待っていた。
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