今月の2日にワタシが発熱してから今日でちょうど20日。
長かった隔離生活も振り返ってみればあっという間だったようにも感じる。
それもこれも家族全員無事に乗り越えたからこう感じられるんだろう。
今日からそれぞれ仕事に保育園。
『ご迷惑をおかけしました。今日からまた宜しくお願いします』
保育園に到着後各担任にこうご挨拶をし、今日から生活を再スタート。
『つむぎ、誰かにコロナのことを言われたらパパにうつされた!パパのせい!って言うんだよ』
今朝つむぎを見送る時にかけた言葉。
変な風に聞こえるかもしれないが、今回つむぎと同じタイミングでワタシもコロナ陽性と言われた時、正直ホッと安心していた自分がいた。
長く保育園を休めばクラスで誰が感染したのかを特定される。
でもこれで『パパにうつされた!』と言い訳を作ってあげられた。
感じる必要のない申し訳なさを感じさせなくて済む。
『仲間やね〜』と言いながらその日を迎えたことを覚えている。
結果的にそんなことを言ってくる子は誰もいなく、楽しく久々の登園を楽しんでいたつむぎ。
今週の木曜日に発表会の当日を迎えているから練習も頑張ってきたらしい。
余計な心配をしてあれこれ言ってしまうのも親心だと分かってくれ。
そして今年の発表会は出ることができなかったひかりときよいち。
きよいちも泣くことなく元気いっぱい登園。
きよいちの発表会の配役は『ネコ』だった。
担任の先生と話をしていた流れで
『先生、ちなみにきよいちのネコってどんなことしたんですか?』
そう尋ねてみると
『発表会のDVDには本番だけじゃなくて練習風景も撮影して収録されますよ!』
とのこと。
しゃっ!!!
嬉しいっ!!!
心を弾ませきよいちの教室を後に。
そして次は去年も体調不良で発表会を欠席したひかり。
去年もオンライン配信で、画面越しに自分がいないお友だちの発表会を寂しそうに眺めていたひかり。
朝の登園時、担任の先生と話す時間があったからワガママかもしれないがワタシの思いを伝えさせてもらった。
『先生、この休み期間中にひかりは発表会の練習をずっと頑張ってました。だから時間がある時にその練習の成果を見てもらいたいです。』
ワタシがそう言うと先生はニコニコと笑って『ありがとうございます』と言ってくれた。
ワタシの中でこれについて先生がひかりの様子を教えてくれた時か、ひかり自身が先生に発表会の練習の成果を見せたことをツマやワタシに教えてくれた時がひかりにとっての今年の発表会の本番だと思っていた。
『ママやパパ以外の人の前で練習の成果を披露した』
これを経験させてあげたかった。
そして夕方。
子どもたちを迎えに行く時にひかりの先生とまた話すことができた。
そこで先生が言ってくれた言葉が
『実はひかりちゃんが登園したらまた皆んなで一緒に練習しようって話してたんです!だから今日はひかりちゃん張り切ってましたよ!』
この言葉を聞いた時、ひかりが今年も発表会に出られないと決まった時に絶望で心をドーンと殴られた思いをしたように、でも今回は全く真逆な喜びと感謝と感動で心をドーンと殴られた思いをした。
〈ひかり…みんなと一緒に練習の成果を発揮できたんだ…〉
その経験をさせてもらえたことがもう嬉しくて嬉しくて…。
ワタシが余計な心配をしなくても、こうやって考えてくださている先生方には感謝で頭が下がる一方です。
ただ、ひかりがずっと家で練習していたセリフは魔法のスティックを持った他のお友だちが言うセリフだったらしく、そういった魔法のスティックとか可愛いのが大好物なひかりはいつからか自分もそっち側にいってしまっていたっぽい。
・・・
・・・・・
まあいい!
この際セリフはなんでもいい!
大切なのは経験だ!
そんな大切な経験をさせてくださりありがとうございます。
迎えに行った時ひかりが笑顔で教室を出てきたのはそのおかげもあるだろうな。
つむぎもひかりもきよいちも、温かく迎え入れてくれた保育園の対応にワタシの心も温まりました。
長く休んでいる間につむぎの卒園まであと1ヶ月を切った。
3人を連れて保育園に通うのはもう少し。
楽しく、元気に、笑顔に。
残り限られた子どもたち3人揃っての保育園生活をしっかりと見届けよう。
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