どんぐり屋で飲食も取り扱えるようにするために補助金の申請等でこの1年はかなり苦労したけど、今月実際に飲食店としても再スタートしてみてこの1年挑戦は本当に正解だったと感じる。
心身ともに調子が良い。
コロナ禍に入って家で仕事をするようになって、基本的な外出は子どもたちの保育園の送り迎えだけとなった日々が続いた。
あとはパソコンと向き合うだけ。
家で仕事をする前は片道10キロの仕事場まで自転車で通っていたから今はかなり運動量も減った上、仕事が在宅になり大人との会話が減った状態で子育てが中心になる生活で心に余裕がなくなることも度々あった。
でも今はどんぐり屋で汗だくになりながら庭の手入れをしたり、来店してくれた方との会話があったりしてすごく調子がいい。
お店としての数字はまだまだこれからだけど、その数字を上げていくための心と体の状態がすごくいい。
ワタシの場合、仕事を選ぶ時は目先の数字よりも心と体が喜ぶかを優先する。
じゃないと続かない。
だから個人での仕事を選んでる。
1度の人生。
自分なりに楽しまないと。
そしてその姿をツマや子どもたちに見せないと。
これからどんぐり屋で更に楽しむために、今日は次の展開に転がる準備をしてきた。
今日はツマの妹家族が帰省してどんぐり屋に来てくれた。
つむぎも久しぶりの従姉妹との再会で大喜び。
子どもたちの走り回る足音と笑い声が賑やかな理想の1日を過ごせた。
そんな中
どんぐり屋の次の展開のためになにをしてきたかというと…
チキンを焼いてきた。
とりあえず家庭用の小さなバーベキューセットで肉も小さく切って試作。
どんぐり屋はバナナジュース屋さんではありません。
かといってお金をいただく以上中途半端なものは提供するつもりもありません。
どんぐり屋のバナナジュースはしっかり研究と試作を重ねたので自信を持って提供できてます。
それと同時進行で味付けの研究を進めてきたのがこのチキン。
このチキンも今回の飲食店営業にするための事業計画書に書いていたもの。
どんぐり屋、次は『チキン』です。
なぜチキンかというと、ワタシはレゲエが好きでこれまで数回ジャマイカへ行った経験がある。
そのジャマイカの代表料理にジャークチキンという食べものがあり、それを好んで食べていた。
当時チキンの研究を目的として行ったわけではないが、ワタシに人生でレゲエという音楽は切っても切り離せない存在。
かと言ってそれを目的としてジャマイカへ行っていたわけでもないのに秋月の地でジャークチキンを焼いたとしてもなんの面白みもない。
『だったらそのテイストを取り入れた新しいチキンを作る』
これを目的に味の研究を進めてきた。
家のフライパンでは何度も焼いてきたけど炭で焼くのは今回が初めて。
美味しかったけど、当然まだ改善の余地ありあり。
どんぐり屋が焼くチキンは『ジャークチキン』ではなく
『秋月チキン』
この品名で事業計画書も進めてきた。
おそらく秋月地区で何度もジャマイカへ行ってきた経験があるのはどんぐり屋ぐらいだと思う。
(もし他にいたら会ってお話ししたい!)
これまでの経験がこうやって活きてくるから面白い。
過去の経験を糧にまた新たな経験を重ねるって、これまでの人生にある点を線で結べている気がしてすごくワクワクする。
どんぐり屋はツマの祖父母が生前住んでいた家をお借りして営業している。
以前、ワタシが個人的にこれまでの経験上チキンを焼きたいと思ってるとツマに話すと
なんと
ツマの祖父が生前にやりたかったことがあの場で鶏を焼くことだった。
偶然か必然か
あの場をお借りしているツマの祖父の夢を焼き方は違えど引き継ぐことができる。
どんぐり屋面白いな。
胸張ってツマの祖父にご報告できるように更に開発していかなければ!
夏が終わった頃には完成予定を目指して!
p.s.
どんぐり屋に小さな小さな仲間(こだま)が増えました。
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