今朝はひかりを叱る場面があった。
親になって初めて分かる
愛する我が子を叱らなければならないという言葉にならない胸の痛み。
『決して憎くて叱っているわけではない』
つむぎの時からそうだったけどこれだけはしっかりと伝えるようにしている。
〈パパは自分のことを嫌いなのかな…〉
子どもたちが絶対にそう思わないように
愛しているからこそ叱る方も胸が痛むということをしっかりと伝えるようにしてきた。
今朝もそう。
『ひかり、パパも大好きなひかりを叱ったり涙を見た時はここがチクンとすんだよ』
ワタシは自分の胸元を手で抑えながらひかりに話しかけた。
すると安心感からか再度涙を流しながらワタシに抱きつくひかり。
そんなひかりをワタシもギュッと抱きしめた。
この瞬間こそ言葉を超えた親子の絆が生まれていると実感していたその時…
隣でむしゃむしゃとご飯を頬張っていたつむぎがバッサリ
『おいおーい!またその話しかよ!』
と。
おいつむぎよ
たしかに『パパもここがチクンとすんだよ』はつむぎの時から何度も使ってっきたパパの飴と鞭の決まり文句的なところもあるけど
つむぎにとっては『また』かもしれないけどひかりにとっては『初めて』のこともあるし
きよいちの時にも使おうとしてたんだから
そこはちょっとほら
聞き流してくれてもいいじゃない…
そんなまだまだ思ったことをズバズバ言える素直なつむぎも
今日から小学2年生。
春休みを終えて今日は始業式。
小学1年生の特権とも言える黄色い帽子と黄色いランドセルカバーとも今日からお別れ。
ドキドキの入学式から1年間
『行ってきまーす!』
この言葉とともに毎朝見送ってきた黄色い背中は今日は赤色。
目印になっていた黄色い帽子も今日はなし。
なんて言うか、一丁前な小学生になった。
つむぎは1番上の子で全てが初体験だがらそう思うのか
またちょっと親から離れたような気がした。
担任もクラスメイトも変わった2年生初日。
『どう、楽しめそう?』
帰宅後のつむぎ聞いたワタシのこの問いに
『うん!楽しめそう!』
そう答えてくれたつむぎ。
この言葉が聞けただけで十分。
とにかく楽しみなさい。
『楽しいことばっかりしてちゃだめよ!』
こんな時代はもうとっくに過ぎた。
選択肢はたくさんある。
『楽しい』が武器になる。
さあ、2年生。
とにかく楽しみなさい。
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