春分の日。
春の暖かさを超えた暑い日だった。
連休の初日だったかが特に遠出する事もなく、歩いて2分程の距離にある小学校へ向かった。
昼前、ひかりはちょうど眠ってしまったのでつむぎと2人で。
つむぎは倉庫から久々に見つけたミニーちゃんの乗り物にまたがり、ワタシの手には虫あみと砂場セット、バドミントンのオモチャに虫眼鏡と、春の休日を楽しむ完全装備で家を出た。
ところが、小学校がまさかのコロナ対策で校庭の利用が禁止。
ん〜、仕方がない。
規模はかなり小さくなったが、小学校の向かいにある小さな公園へ遊び場変更。
大人から見れば、この公園じゃあんまり楽しくないかなと思っても、
『砂場』・『滑り台』・『ブランコ』
この三種の神器が揃ってさえいれば、遊びのプロフェッショナルな子どもの手にかかれば、わざわざ遠出をしなくても、そこはパラダイスになる。
砂場って、ただ砂があるだけなのに何でこんなにも子どもを魅了させるんだろうか。
ブランコや滑り台のように、遊び方が決まっていないからこそ、きっと子どもの発想力が引き出されんだろう。
『土台だけ準備してあげて、あとは子どものやりたいよいにやらせてみる』
なるほど。
あまりの暑さにすでに半袖になったていたワタシは、ぼーっとしながら砂場から『子育て論』を学んだ。
今日はひたすら『ケーキ屋さんごっこ』
つむぎがケーキ屋さんになりきり、ワタシはお客。
「すいませーん、ケーキはいかがですか?」
「それじゃあ、ケーキ1つください」
「今作ってるから待ってください」
誘っといて待たせるという、謎の焦らしを受けながら『ケーキ屋さんごっこ』は2時間程続いた。
滑り台では、滑ろうとすると下で待っている方が踏切になって「カンカンカン」と言いながら滑るのをジャマする、『踏切ごっこ』も。
こうして、歩いて2分もパラダイスな公園を楽しみ尽くした。
眠気から覚めたひかりも、ツマと一緒に到着。
しっかり眠って元気いっぱいのひかりは、ミニーちゃんの乗り物に乗ってブイブイ言わせていた。
早めに帰宅し、早めにお風呂と夕飯を済ませ、この日記を書いているのを今日はつむぎが隣で見ている。
「何してると?」と聞かれたから、
「日記を書いてて、これをつむたちが大きくなった時にプレゼントするとよ」と答えた。
よく分かっていないリアクションだったが、そのうち分かる。
こういった何気ない日々に、どれだけ幸せが詰まっているかという事を。
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