今まで生きてきて、これほどまでに『普通』の日常が愛しいと思った事はない。
「電車に乗りたい」
「エレベーターのボタンを押したい」
「じいじばあばのおうちに行きたい」
ムスメが望むたったこれだけの事さえも、今は躊躇してしまう。
何も『特別』な事は言っていない。
どれをとっても今までは『普通』にさせてあげていた事が、すっかり『普通』ではなくなってしまった。
今日もワタシがムスメたちを見れるので保育園は休ませた。
明日から天気が崩れる予報だったから、天気のいいうちに近所へ散歩に。
あからさまに、公園がある方へは行かないようにしている自分がちょっと嫌だった。
踏切まで歩き、そこでしばらく3人で電車を眺めた。
それから近くのコンビニで「食べたい」と言っていたソフトクリームを食べて、その帰りに「会いたい」と言っていたじいじばあば宅の下まで。
「まだお家には上がれないからごめんね」
マスクを着用し、距離をとりながらそう話しをしたばあばに、つむぎは黙って抱きついた。
訳が分からないよな。
いきなりあれもこれも『ダメ』になって。
何も特別な事をしたい訳じゃないんだけどな。
普通でいい。
普通に過ごしたいだけなんだけどな。
ムスメに描いた手作り絵本『わらいました』公開。『わらいました』
文中の「あなた」の部分を、読み聞かせる相手の名前に変えて読んでみてください。 ...
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