最近料理の手伝いをしたがるつむぎに、ツマがエプロンをプレゼントしていた。
初めてのエプロン。
『自分だけの何かを身につける』
これが幼心をどれだけ踊らせるか、自分の幼少期を振り返ってみれば容易に想像が出来る。
仕事から戻ると、つむぎは早速エプロン姿を披露してくれた。
ワタシにはその姿を見て、「デレデレする」の一択しかない。
最高だ。
今のつむぎが出来る料理の手伝いは、卵をひたすらかき混ぜる。
レパートリーはこれ一本。
1個の卵料理に30分〜1時間はかき混ぜる。
かき混ぜへのこだわりが強い職人肌。
時間はかかる。でも何も問題ではない。
この空間こそが幸せだ。
キッチンから聞こえるツマとの会話を背にし、ビールを飲みながら目の前でニコニコと笑いながら寝転ぶひかりを眺める。
目はひかりに、耳はツマとつむぎに。
この一時を1秒も無駄にしたくないワタシも必死だ。
そんな中、ひかりの笑顔を見ながら背中越しに聞こえてきたつむぎの、
「パパにお疲れさまって言って、これはいどうぞしようね!」
この一言。
そして目の前の笑顔。
「心を鷲掴みにされた」って言葉じゃ足りないくらい嬉しい。
家族を愛する理由がこれ以上見つからなかった。
ムスメたちの成長が毎日、「今が人生最高の瞬間!」を塗り替えてくれる。
本当にありがとう。
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