「お腹のお子さんは1人目ですか?」
「いえ、3人目です」
「3人のパパならもう慣れたもんですね」
お腹の大きくなったツマと2人で出かけると、お店などでたまにある会話。
こうやって話しかけてくれるのは嬉しいし、その人に対して何かを思う事は絶対にないけど、ワタシ個人の感情として『慣れる』という言葉がいつもしっくりこない。
次女が産まれる前は、この『慣れる』という言葉に違和感を感じる事はなかったが、次女を育てていくうちに「ワタシ自身はこの言葉に当てはまらない」と思うようになった。
確かに、オムツを替えたりお風呂に入れたり、そういった『作業』に近い部分では慣れた部分はある。
だが、『育てる』という部分ではきっとその子に合った育て方がある。
だから、気持ちはまたゼロからスタート。
応用が効く訳ではない。
まずは、『この子はどんな子?』と知るところから。
ワタシも最初は「つむぎの時の経験がある!」と思い込んでいた。
それが、同じ親から産まれてきたのに面白いくらいに性格が違う。
最初にそれを感じたのは、まだ産まれて間もない時に横抱きにして寝かしつけていた時。
つむぎはゆっくり横に揺らしながら、背中をゆっくりトントンっと叩くと良く寝ていた。
『これが赤ちゃんが眠りやすい方法』
そう思い込んでひかりの時にも同じ様にしていたが、全く泣き止まず眠らず。
色々と試した結果、ひかりは上下に小刻みに揺らしながら、背中を少し早めにトントンと叩くと眠りやすいのが分かった。
この時に、『同じ赤ちゃんでも全く違う』という事を身を持って知った。
当たり前と言えば当たり前の事でも、経験してみないと分からない事ばかり。
それからは、『ひかりはひかり』という育て方を意識する様にした。
『つむぎの時はこうだった』は意識しない。
だから、ワタシはこの先も『子育てに慣れる』事はないだろうな。
今は1歳5ヶ月。
何でも自分でやりたがる、しっかり者の印象のひかり。
たまにイタズラして、ニヤリと笑うひかり。
普段は物静かなのに、ご飯の時間だけは人が変わったかの様に「お代わり持って来てー!」と泣き叫ぶひかり。
つむぎが出来る事は、自分も出来ると思って真似ばっかりしているひかり。
つむぎの事が大好きで、ちょっと目の前からいなくなると「イナイ」と言って泣きそうになるひかり。
パパが知らなかった毎日をいつもありがとう。
これだから、子どもたちと過ごす時間はとても楽しい。
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