今日は、昨夜の祝いの宴から一変し、
朝からひかりは恐怖のワクチン。
ツマは看護師(現在育児休暇中)をしている為、
基本的に、難しい言葉が飛び交う病院で先生との会話は、全てツマに任せている。
ワタシは、つむぎがお腹の中にいる事が分かった診察の時から、
出来る限りその時間を共有したく、
どうにかこうにか仕事を調整し、こういう行事には全て参加してきた。
だがそのほとんどは、先生との会話をきちんと理解し、うなずくツマの横で、
基本的に、ムスメを抱きながら分かったような顔をしてうなずいていた。
全く深刻な話しをしていない時でも、素人のワタシは病院での会話っていうだけで、
一応深刻そうな表情で話しを聞くという参加の仕方。
前回、ひかりのワクチンが終わった時、
「次はBCGを打ちますね。」と看護師から言われ、
「分かりました〜。」と返事をするツマの隣で、
〈BCGですね。分かりました。〉と分かってもないのに、一応深刻そうにうなずいた。
病院に着き、
「今日はBCGワクチンですね。」
そう言われ、これからムスメに打たれる『BCG』が、一体何者なのか分からないまま待合室で待つ。
数分後、診察室に呼ばれ先生と向き合うツマとムスメ。
まだ何も分かってないワタシ。
1人の看護師が診察室へ入り、ツマへ向かって口を開いた。
深刻そうにその言葉に耳を傾けるワタシ。
看護師は言った。
「今日は”ハンコ注射”ですね〜。」
ん?ハンコ注射?
ツマにむかって、
「今日ハンコ注射?もうそんな時期?早いね〜!」
わかる単語が耳に入った瞬間、ワタシの口数は多くなった。
つむぎの時も同じ事を聞いたはずなのにな。
きっとその時も、分かってもないのに一応深刻そうな表情で頷いてたんだろう。
何はともあれ、ひかりの腕にもハンコ注…いや、BCGの跡が付いた。
よく頑張りました。
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