ムスメたちが通う保育園に足を踏み込めば踏み込むほど、子どもたちが日頃どういった場で生活をしているかを知る必要性を痛感する。
朝は
『お願いします』
迎えの時には
『ありがとうございました』
この間の時間はどう過ごしているかを何も知ろうとせずに、この言葉だけで終わらせてしまうのは親としては無責任だったとワタシ自身反省することも度々。
『うちの園ではそうしてますので』
ワタシがまだ今よりも保育園の方針に慣れていなかった頃、つむぎやひかりの荷物はワタシが持ってあげていた。
『そっちの方がスムーズ』
今考えれば、自分のことしか考えていなかった理由。
この行動に対しワタシは先生から注意を受けた。
先生に怒られるなんて経験を、まさか大人になってまでするとは思っていなかった。
何でも子どもたち自身にやらせる方針の保育園。
保育園にいる頃から荷物を自分で持つ習慣をつけることは、この先小学校に上がった時に抵抗なくランドセルを自分で持つことへと繋げるためらしい。
なるほど。
『その場がスムーズにいく』というだけの理由で、ワタシはムスメたちの『この先スムーズにできるようになる』を奪うところだった。
ワタシの中で大きな反省と学び。
こういった反省と学びを繰り返しながら、ワタシも少しずつ保育園に慣れてきたかと思っていた今朝、再びワタシは反省と学びをすることになった。
ひかりを見送るために教室まで連れて行き、着ていたジャンバーを脱がせて教室に入る準備をしようとすると、ひかりがそれを嫌がって泣き始めた。
どうしても着たままが良かったらしい。
着たままでは入室できないから、脱がせてリュックにいれるとこれまた大泣き。
何を言っても大泣き。
〈こうなったら仕方ないか。とりあえず着たまま入室させてあとは先生に任せよう〉
ワタシがそんなことを思ったところに、先生登場。
『ひーちゃん、大切なものはきちんとこのリュックに入れてあるから大丈夫よ』
まさに鶴の一声。
たったこれだけでひかりは泣きやんで、素直に教室に入って行った。
ワタシは色んな思いを込めて頭を下げ保育園を後に。
反省!学び!反省!
『仕方ないか、あとは先生に』と、ワタシまたはその場を楽な方で済ませようとしていたこと。
きっと先生方はそんなことをせずに、きちんと保育園のルールを基に子どもたちとの信頼関係を築いていたこと。
『泣けばなんとかなるかも』と思われたワタシと、『泣いてもどうにもならない』と思われていた先生。
ここに子どもとの接し方に大きな差を感じた。
せっかくムスメたちはこういった場で過ごすことができている。
これをもしワタシが保育園の方針を知ろうとしなかったら。
ムスメたちがここで身につけた学びを、次から次へと奪ってしまっていたことだろう。
子の学び舎は親の学び舎。
親が踏み込んで知ろうとしないと分からないことばかり。
今日の学びを活かし、また親としての成長に繋げなければ。
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