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どんぐり屋

『ありがたいです』が口癖に。

どんぐり屋を次の展開に進めるために、今日も朝から大掃除へ。

これまでもずっと周囲の方々の親切やご協力のおかげで、少しずつ山のような不用品が片付いてきた。

今日もまたありがたいご縁があって、『新どんぐり屋』へ向けて少し前進できた。

『へ〜!』

『そうなんですね!』

『ありがたいです!』

 

1歩別の分野に足を踏み出してみると、知らないことがたくさん広がっているもんで、今日もこの言葉たちを連呼。

どんぐり屋を始めようと決めて、まだまだ何も手付かずの状態の時にたくさん力を貸してくれたのはお隣の骨董品屋さん。

そして次に繋げてもらったのは、金物を専門に取り扱っている地金屋さん。

 

この骨董品屋さんと地金屋さんの時も

 

『それは…何か…使い道がありますか…?』

 

思わずそう思ってしまうほど、処理に困っていた不用品の中から素人目には分からない価値を見出して持ち出してくれた。

 

『これは良さそうですね』

 

これまでもそう言って持ち運んでもらえる度に、心の中には『感謝』が、頭の中には『?』が増えるばかりだったが、今日はまたより一層『感謝』と『?』が増えた1日。

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今日繋がることができたのは

 

石を専門に扱っている方。

 

『石を専門ってどういう意味?』

 

そう聞かれてもワタシにも説明できないのだが、とにかく石を専門に扱っている方ということ。

重たすぎて使い道がなかった『石うす』を引き取ってもらった。

更に庭の方を見てもらうと

 

『この石もいいね〜』

 

そう言って嬉しそうな表情を浮かべていた。

理想としては子どもたちが遊びやすいように何もないまっさらな庭にしたいと思っていたので、当時の目的は分からないが庭に置かれていた大きな岩を持って行っていただけるなら本当にありがたい。

ワタシの頭の中は『この石もいい?』と、『?』でいっぱいだったが、その方の嬉しそうな表情は仏の顔にしか見えなかった。

色んな専門を生業としている方たちと繋がれたおかげで、その価値を分かっていないワタシが『不用品』と決めつけていた物たちが喜んで旅立って行った。

 

どんぐり屋を始めようと思う前は、骨董品屋さんも地金屋さんも石の専門家の方も、ワタシには知り合いはひとりもいなかった。

それが不思議な縁で、今はこうして力を貸していただいている。

 

『こっちには必要な物をもらえて助かった』

 

相手の方々はそう言ってくださるが、元は知識や価値が分からないワタシたちが一方的にお願いしたこと。

 

『ありがたいです!ありがたいです!』

 

こう言った繋がりが広がる度に、そう言って頭を下げる機会が多くなった。

感謝の気持ちいっぱいで頭を下げられるなんて、こんなありがたくて幸せなことはない。

 

この感謝を返せるように、なんとしてでもどんぐり屋を次の展開に進めなければ。

 

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サノパパ
ご覧いただきありがとうございます。 福岡より、ツマとムスメとムスコとワタシの、毎日『予定通りではない』日常を綴っています。子育ての楽しさを共感していただけたら嬉しいです。 長女 : つむぎ 次女 : ひかり 長男 : きよいち - パパはタノシイ -
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