今日は本を読む時に使う「しおり」が欲しくて本屋へ。
今までは、しおりの代わりになりそうなものをとりあえず挟んでいたから、
せっかくなら読書がもっと楽しくなるように、雰囲気のあるしおりを買おうと決めた。
和風の渋めなものにしようか?
それとも、洋風なオシャレなものにしようか?
目的はそれだけだったし、それを楽しみに本屋に入ったのに、
親になるっていうのは不思議なもんで、自然と我が子が喜ぶ姿を一番に想像して、それを優先してしまう脳になっているんだと。
気がつくと、店に入る前の入り口付近に置かれていた「きらきらディズニー」という本を手にしていた。
本屋さん、ワタシはまだ店に入ってもいないのに。
入り口付近にこれを置くのはズルい。
本屋へ行った目的とは違ってしまったけど、結果ムスメは大喜びしてくれた。
とは言え、目的を完全に忘れていた訳ではないワタシは、
「きらきらディズニー」を片手に店内に入りしおりを探した。
大人が1人で「きらきらディズニー」をもって店内をキョロキョロとしながら歩き回る姿がきっと不審に思えたんだろう。
ずっと視線を感じていた店員さんから、「どうされました?何かお探しですか?」と。
店員さんよ、待て待て。
ワタシには「しおり」という目的がある。「きらきらディズニー」を大事に持ち歩いている訳じゃい。
一度心を落ち着かせ、「しおりはどこにありますか?」と尋ねたところ、
「当店ではしおりは販売していませんが、無料でこちらのしおりを差し上げてます」
そう言って差し出された、
この和風でも洋風でもない、何とも言えないしおりをワタシは素直に持ち帰った。
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