今週末も目と心を癒しに、空気が綺麗な方、山がある方、川が流れる方に車を走らせた。
ムスメたちにとっても、自然に触れる事や昔ながらの文化に触れる事はいい環境。
ひな祭りが近い事もあり、今日は『古都秋月雛めぐり』へ行ってきた。
車を止め、目的地へ向かう途中にとある場所へムスメたちを連れて行った。
『秋月コミュニティセンター』とう、公民館。
なぜムスメたちをここに連れて来たかったと言うと、この公民館はツマとワタシが結婚披露宴を行った場所。
ここから始まった。
公民館で披露宴なんて、なかなか聞く話しではないと思うが、ここでしたかった理由があった。
まず、結婚式は新婚旅行を兼ねてハワイで挙げた。
このハワイにも理由があって、ツマの両親が新婚旅行で行った場所がハワイ。
「すごく楽しかった」と話していたとツマから聞いていたから、これをきっかけにもう一度連れて行ってあげたかった。
これが目的。
その中でも、挙式中に『バウリニューアル』というものがあって、これは『夫婦が再び愛を誓い合う』という、なんともロマンチックな演出。
ツマとワタシの両親が、それぞれ再び「誓います」と言う感じの、見てる側は少し照れくさい部分もあったが、喜んでもらえたから本当に良かった。
そして、それから約半年後にこの公民館で披露宴を行った。
全く同じ場所ではないが、ワタシの両親が披露宴を行ったのがこの近くの公民館。
次は、ワタシの両親が披露宴を行った場所でワタシたちもしたかった。
披露宴を通して、当時を懐かしく思ってもらえればと思ったのが目的。
ただ、同じ場所は今、披露宴などでの貸し出しはしておらず無理だったが、この公民館はそれを受け入れてくれた。
公民館での披露宴は、思っていた何倍も労力が凄かった。
灰皿ひとつすら自分たちで準備するところからスタート。
当然、食べ物から飲み物、音楽を流す機材から、来てくれる人のバスの手配まで。
色んな方の協力もあって、本当に本当に温かい披露宴となった。
全員を見送った後、最後のゴミ掃除まで終えた時は、もう体力は残ってない状態。
どの結婚式場を覗いても存在しない空間だった。
そんな特別な場所。
と、熱く語ったところでムスメたちには分かるはずもなく、目的地直前の焼き餅に目は釘付け。
「ヨモギ」を注文。
何でもぺろりと食べるつむぎを見て、ひかりはそっと背を向けた。
天気も良く、大好きな秋月を散策。
約3年前に出来たらしい博物館に初潜入。
今の時期は博物館内もお雛様一色。
ひかりも目を輝かせて楽しんでいた。
博物館を出て、つぼみを膨らませた桜の木の下を歩き進むと、目的地到着。
圧巻の雛人形の数。
なんか思っていたリアクションと違ったけど、こういった文化を見せれてあげて良かった。
さっき餅をぺろっと食べたはずなのに、つむぎが「何か食べたい」と連呼するので退散。
食べ物を買う為に向かった場所は『駄菓子屋さん』
この方言全開の看板も最高。
つくづく、こういう環境が好きだ。
こういう環境が好きな両親から生まれたムスメたちも、きっと楽しかったと思う。
30円の水飴をひとつだけ買って、お店を後にした。
その後はツマのご親戚と一緒に夕飯を食べて帰宅。
たまたま親同士の故郷が同じだったツマとワタシ。
原点に戻れる場所があるのは、とてもありがたく、毎度気分がすっきり出来る。
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