まだムスメたちが幼いので、我が家の寝室には大人の布団を3枚敷いていて、そこに家族4人が寝ている。
基本的にツマとひかりが1枚の布団で一緒に寝て、つむぎは残り2枚のうち好きな方で寝る。
そして、いつも最後に寝るワタシは空いている布団に寝るという流れが日常。
昨夜は寝室へ行くと、真ん中の布団が空いていた。
「今日は真ん中か」
そう思い布団に入って眠った明け方、何やら迫り来る気配を感じて目覚めた。
左からはひかりが無言で転がってきて、右からは「どいて〜」と寝言付きでつむぎが転がってきた。
真ん中で寝る時は、こうやってムスメたちが転がってくる事もあるから、気を張って寝ているのですぐに目が覚める。
もう少し寝直せる時間だったが、せっかくなので早起きする事に。
転がってきたムスメたちに起こされる朝も悪くない。
早起き出来たお陰で、昨日「明日は保育園に行く」と約束をしたつむぎの登園準備を開始。
目を覚ますと、すっかり登園準備もされて、保育園に行く雰囲気全開な様子を察し、ツマが朝食を作り終わった頃には、つむぎは絶望感に打ちひしがれていた。
「昨日の約束なんて関係ねー!」
そう言わんばかりにつむぎは泣いて抵抗。
今日はあいにく体温計も行方不明。
「休みの翌日のよくある風景」くらいな感じで、ワタシはつむぎの手を引いて家を出た。
そうは言っても、こういった状況の時は「どうにか機嫌良くなって欲しい」と、何かと気を使う。
こっそり、ポケットに小さなマシュマロを忍ばせていたワタシは、車に乗るなりつむぎに見せた。
ツマに見られたら「あま〜い!」と言われそうだが、ご機嫌を取るのに手段は選んでいられない。
マシュマロを見たつむぎは少し微笑んだ。
が、
食べ終わり保育園に着く頃には大泣きに逆戻り。
再び焦るワタシ。
「ケ、ケーキならどう!?帰ったら一緒にケーキ食べながらディズニーのDVD見ようか!?どう!?」
必死だった。
冷蔵庫にツマが買ってきてくれたロールケーキがある。
何も言わず、つむぎは深くうなずいた。
交渉成立。
仕事から戻ると、つむぎはこれでもかってくらいの笑顔で出迎えてくれた。
〈良かった…〉
「ケーキ食べてディズニー見ようか!」
つむぎは元気よくワタシに先制パンチ。
〈やっぱり覚えてたか…〉
そう思いながら、お待ちかねの『ケーキ&ディズニータイム』
「一緒に食べよう」と言っていたロールケーキも、「保育園楽しんできたならパパのも分も食べていいよ」と言い、「これ見たらお終いして寝る準備」と言っていたDVDも(約10分の短編が6本入っている内容)、「もう一回見たい」と言われれば、「ん〜、ならもう一回だけね」と言いながら見せるワタシに、
「あま〜い!」と、
結局ツマから言われてしまった。
分かってるんだけどね。
甘いって分かってるんだけど、
ついついね。
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