ツマが時短勤務になって2日目。
まだたった2日目だけど、以前よりも朝と晩の1時間ずつ早くツマが家にいてくれるとすごく家の中が明るい雰囲気になっている。
登園前と降園後の1番バタバタとする時間をツマと一緒に取り掛かることがでいるようになったから、ワタシ自身も心に余裕を持って子どもたちと接することができているようにも思う。
『これを毎日ひとりでやてきたのは本当大変やったろう…』
朝の登園準備や子どもたちの相手をしながら、今朝ツマがこう言葉をかけてくれた。
ツマが仕事の時にワタシがひとりでやってきたからって、ワタシが特別大変だったということは決してない。
ツマはツマで本当に大変だった。
だからどっちの方が大変だっということもない。
でも、子育てについてお互いに共感し合うことは夫婦にとってすごくプラスなこと。
子どもたちが3人になったタイミングでコロナが流行したからワタシが在宅で仕事をするようになって今の状況にあるけれど、ワタシが外に働きに出ていた時、つむぎとひかりはツマがひとりで見てくれていた。
正直、仕事が在宅になってツマと立場が変わるまではツマの大変さを分からなかった。
子どもたちを見てもらって、掃除がされていて、洗濯がされていて、ご飯があって…
これが当たり前になっていた感覚もあった。
仕事帰りにスーパーに寄って酒を買って帰る時、『何かいるもんある?』とツマに電話したら決まって『何もいらないから早く帰ってきて欲しい』と言われていたあの頃はよく分かっていなかったが、今は『早く帰ってきて欲しい』っていう気持ちがよく分かる。
実際に自分で家のことや子どもたちのことをするようになって、ツマの大変さを共感できた。
当たり前はひとつもなかった。
この『共感』はとても大きい。
夫婦共に相手の立場になって考えられるようになったのは子育てをする上でとても重要なことを得られた。
『3人の相手』という部分ではツマも少し驚いたところもあったのかもしれないが、そのおかげで大切ことを『共感』できた。
この2日で夫婦としても親としても前に進めた気がした。
これからももっとたくさんのことを共感していけるように意識していこう。
そんな心に余裕を持てた今朝の登園時。
『パパ!これ登って行きたい!』
そう言って歩道橋を指差すムスメたち。
『もう時間がないけん帰る時にして!』
先日のワタシならきっとこう言っていただろう。
でも今は違う。
『いいよいいよ。ただ、ケガをしないようね』
仏のような笑顔でそう答えたワタシ。
姉妹仲良く歩道橋を渡る姿が微笑ましかった。
ゆっくりゆっくりと歩道橋を渡るムスメたち。
その様子をニコニコとしながら眺めていると…
何やら下の方から感じる視線…
歩いて体を動かしているワタシたちはいいけど
ただベビーカーに座っているきよいちはこの表情。
きよいちの気持ちを共感することも考えてあげるべきだった。
すまん。
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