ツマが産休に入り、昨日からまた新しい1週間が始まった。
ムスメたちを保育園に送り出す前のバタバタとする時間に、心に少し余裕を持てるようになった。
この、『心に少し余裕を持てる』
これが夫婦にとって、親子にとって、家族にとって、どれだけ重要な事なのかが身にしみた約2ヶ月だった。
ワタシがテレワークに切り替える前、仕事帰りにビールでも買って帰ろうとスーパーに立ち寄り、ツマに「何かいる物ある?」と連絡すると、ツマからは決まってこう返信がきていた。
『気を付けて早く帰って来てくれたら、何もいらないよ!』
ツマが言うこの『早く帰って来て』の本当の意味を、以前のワタシは理解出来ていなかった。
だが、今ならはっきりと理解出来る。
ツマを仕事に送り出し、家で帰りを待つ生活になってから、何度『早く帰って来て』と思った事か。
別に、家事やムスメたちの相手を交代して欲しいという意味ではない。
何なら、帰って来て横になっててくれても構わない。
それでも、居てくれるだけで心に少し余裕が持てる。
心に少し余裕が持てれば、その分考え方や視野が広がる。
ムスメたちへの接し方も変わり、家事への取り組みも変わる。
『早く帰って来て』とはこういう事だと、身をもって実感した。
「はい、これお土産〜」
と言ってお菓子でも買って帰ってくるのが、何となく仕事帰りのお父さんっぽい家族の喜ばせ方だとイメージしていたけど、もっと大切な事に気が付けた。
少しでも早く帰って、パートナーの心に少し余裕を持たせる。
これが何よりなんだ。
(これに加えて手土産まで要求されると少し困るが…)
『主夫』と呼べるほどの事は出来ていないので『主夫っぽい日常』が終わった。
ムスメたちとも、今までにないほど時間を共有出来た。
ツマがしてきてくれた事、して欲しかった事が、もちろん全てではないが分かった。
そんな貴重な約2ヶ月だった。
これからはどっちかが『シュフ』って訳でもなく、お互いで取り組めばいい。
まだワタシの仕事もコロナ前の様に元通りという訳ではないので、テレワークは継続している。
『出産まで、次は出来るだけ夫婦でゆっくり過ごしなさい』
今の状況はきっとこういう事だとツマと話している。
ツマもワタシも、理由なくそこらへんは強気に前向き。
なかなか無いチャンスだと思って、せっかくだからこの状況を楽しもう。
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