気がつけば今月の10日で、この日記を書き始めて2年が過ぎていた。
『毎日毎日よく書くことあるね』
たまにそういった意見をもらうこともあるし、ワタシがもしそっちの立場なら同じようなことを思うだろう。
だが子どもたちや家族、また、パパとしての自分自身と向き合う毎日は、面白いほどに毎日毎日違った発見がある。
もう少し子どもたちが大きくなって、写真を撮られたりこの日記に書かれたりすることを嫌がった時は毎日更新という訳にもいかないだろうが、それまではこうして日々の発見を残しておこうと思う。
いや、子どもたちが嫌がった場合は
ワタシの独り言を毎日続けるか。
そんな中、先日も近くの公園へ遊びに行った時にムスメたちの新たな成長と出会った。
その新たな成長というのは、言葉にすればちょっとしたこと。
友だちに『どうぞ』を言ってあげられた。
『どうぞ』
このたった3文字の成長。
だが、ワタシの目から見るととても大きな成長。
友だちが一緒に遊びたそうに見ていると、『どうぞ』と自分が遊んでいたおもちゃを貸してあげられた。
滑り台で遊ぼうとしたタイミングが友だちと同じだった時、『どうぞ』と順番を譲ってあげられた。
ちょっと前までは『自分が！』が優先していたムスメたち。
それが今は『どうぞ』と人にやさしく接してあげられるようになった。
ワタシは誇らしい気持ちでそのムスメたちの姿を眺めていた。
いつの間にか『どうぞ』と、人にやさしく接してあげられるようになったムスメたち。
そのおかげでしばらくは穏やかな雰囲気で遊んでいたのだが
友だちが虫を捕まえて遊んでいるのを見たとたん
虫嫌いなひかりは武器を片手に臨戦態勢。
まだ虫への優しさはまた別ものだったようだ。
遊んでいた友だちが帰宅後
『どうぞ』
これを言えたムスメたち愛おしくて2人をギュッと抱きしめようと思ったら
ひかりは何を勘違いしたのか
持っていた武器でワタシの頭をコツン！
そこはパパにもやさしくして…。
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