昨夜、仕事から帰ってきたツマにワタシがつむぎの担任と話した内容を改めて話し合った。
保育園で自分の殻に閉じこもってしまいがちになるのは自信のなさからもあるかもしれないが、ツマの仕事復帰で変わった生活環境にまだ心がついていっていないのも原因だろう。
家庭で十分に心を満たせないまま保育園に連れて行かれるのが嫌になってきて、行った先の保育園でも『楽しい』よりも『寂しい』が勝ってしまってるんじゃないか。
だから最近になって『保育園が苦手』とよく言うようになったんだろう。
これがツマとワタシの感じたこと。
字の読み書きなどは以前から家でも取り組んでいるからそのまま継続し、後はしっかりと愛情を注いで心を満たしてあげよう。
そして少しずつ自信をつけさせてあげよう。
ゆっくりでいい
少しずつでいい
できることから。
ワタシもワタシで『できることから』
ワタシの『できることから』は、子どもたちを笑顔で保育園に連れて行くこと。
『よしっ!』
今朝はそう意気込んで子どもたちが起きてくるの待っていたのに、なかなか起きてこない上に、起きても動かないし食卓に着いてもボーッとしたまま目の前のご飯を食べようとしない。
イライライライライライラ…
『食べんならもういいけん、ごちそうさましなさい!!』
思わず一喝…。
暗い表情の子どもたち。
〈あ!しまった!〉
できることから…できることから…
何とか気持ちを切り替え、皆んなで歌ったり踊ったりとはしゃぎながら笑顔を取り戻した。
それから保育園に行く道中、つむぎとひとつ『できることから』を話してみた。
『つむ、今日はいつもよりちょっとだけ大きな声でご挨拶してみたら?
ドキドキしたらせんでもいいけん、できそうやったら言ってみるのはどう?
そして帰りにまたパパにどうだったか教えてよ。』
ワタシが提案したつむぎの『できることから』は、まずは挨拶から。
昨日の先生との話しで、挨拶も自信なさげに小声で言っていると聞いた。
だからまずはここから。
つむぎの性格上、家に帰ってツマやワタシに報告するとなると結構張り切る。
できたことを聞いてもらって、それをうんと褒めてもらったらそれも自信に繋がるだろう。
できなかったらできなかったでそれでいい。
その時は違う『できることから』を一緒に考えてみる。
つむぎはワタシのこの提案にやる気を見せてくれた。
そして保育園に到着し、最初はもじもじしていたけど目の前にいた先生に何とか勇気を振り絞った。
『おはようございます!』
いつもは靴箱からは1人で階段を登って教室へ向かうのが決まりだが、今日は先生にワタシが上まで付き添うことを伝え、階段の上まで一緒に登った。
その際に思いっきり褒めた。
何度もハイタッチをした。
つむぎは早速『できることから』を頑張った。
昨日までは目に涙を浮かべながら教室へ向かっていたのに、今日は笑顔で少し自信を持った雰囲気で親指を立てて教室へと去って行った。
ワタシも嬉しくて嬉しくて…
このまま立ち飲み屋にでも直行して一杯やりたい気分だった。
つむぎは卒園に向けて日々過ごしているが、気持ちはまだまだ入園したてのような扱いで
ちょっとずつ、少しずつ、『できることから』を重ねて
笑顔のつむぎを閉じこもった殻の中から引っ張り出してやろうと思う。
つむぎ、立派な挨拶だった!
追伸
ひかりときよいちは割と保育園を楽しんでます。
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