『つむ、今日は保育園楽しかった?』
『うん!楽しかったよ!』
『なんか嫌なことはなかった?』
『なにもなかったよ!』
保育園からの帰り道。
この会話のおかげで、ワタシはいつもの『パパ』の眼に戻った。
昨夜から今日の夕方まで
それまでのワタシの眼と言ったらまるで…
昨日はワタシの仕事の都合もあって、ツマが保育園へムスメたちを迎えに行ってくれた。
『ただいまー!』
いつも通り元気よく帰ってきたムスメたち。
そのいつも通りの姿に、ワタシはなにも思わずいつも通りツマに尋ねた。
『どうやった?子どもたちは楽しんどった?』
ところが
ワタシのこの問いにツマは小声で
『つむぎがね…』
ザワつく心と変わりゆくワタシの眼つき。
つむぎに聞かれないようにこっそり話しを聞いてみると、帰り際に園庭で男の子にすごい勢いで威嚇されたらしい。
つむぎはその場で完全に萎縮してしまって、下を向いて言葉を失っていたとのこと。
ほう。
どこの誰だか知らんが…
ワタシの大切なつむぎに…
なんてことをしてくれたんだ…
この瞬間、ワタシの眼は完全に狩人の眼になった。
今のところ、ひかりは寡黙だが納得がいかないことはキッチリとやり返す性格。
保育園でも嫌なことははっきり『イヤ!』と言い放っている頼もしい姿を度々目にしている。
ただ一方つむぎは、お調子者だが強くこられると黙り込んでしまう性格。
親バカと言われて全く構わないが、とっても心優しい子なんです。
そんなつむぎに向かって…
どこの誰だ…
当然、今日のお迎えは狩人の眼をしたワタシ。
たとえ相手が園児だとしても、愛するムスメに嫌な思いをさせた男には心の中でドロップキックですよ。
先に教室に迎えに行った、ひかりという心強い相棒とともに園内をパトロール。
どこかでつむぎが嫌な思いをしてね〜か〜…
結果、冒頭で書いた通りつむぎは楽しく過ごしてきた。
分かってます。
分かってますよ。
まだまだ保育園児同士のやり取り。
言った方も、言われた方ももうすっかり忘れてしまっていることくらい。
でもねえ…
我ながらワタシはまだまだ親として未熟者だと思わされるくらい
腹が立ってしまうわけですよ。
一応、つむぎが嫌な思いを思い出して保育園に行くのが嫌にならないように、つむぎにはこの件については一切話さないようにしている。
忘れられるなら、このまま忘れてくれた方がいい。
子どもたちもこうやって少しづつ心が強くなっていく。
ワタシも強くならないとな…。
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