今日はツマが日中仕事で不在の日曜日。
今日もワタシの母から連絡をもらい、昼食は実家で食べた。
じいじ、ばあばに連日会えて嬉しそうな子どもたち。
そこまでは良かった。
15時過ぎに実家を出て、近くの小学校で外遊びをした。
1時間くらい遊んで家に帰ろうとしていたところ、家の近所の公園につむぎのクラスメイトが遊んでいた。
『つむ、話しかけてみる?』
つむぎの返答次第ではそのまま帰ろうと思っていたけど
『お話ししてみる!』
つむぎがそう答えたからその公園へ寄り道。
『お話ししてみる!』と自分で言った以上、せっかくつむぎが自分から友だちに話しかけるチャンスだったからワタシはきよいちを抱っこしながら遠目からその様子を眺めていた。
保育園では1人でいることが多いつむぎ。
〈頑張れ!頑張れ!〉
ワタシはそう思いながらつむぎの様子を眺めていた。
近くに寄ってニコニコと笑うことはできても
『一緒に遊ぼう』
このひと言がどうしても言えなかった。
『知らんぷり』と書いてしまうと聞こえが悪くなるが、その友だちはお姉ちゃんたちと遊んでいてそっちに夢中。
近くにいるつむぎに話しかけることはなかった。
『つむちゃん一緒に遊ぼう』
このひと言を待っている様子のつむぎはだんだん寂しそうな表情に。
『パパ!こっちおいで!』
つむぎからのSOSのサインだとすぐに気がついた。
このSOSを受けて、ワタシが間に入り『一緒に遊んでやって〜』と声をかけるのは容易なこと。
でもそれじゃあつむぎの『お話ししてみる!』の決意を無駄にすると思い、この場は遠目から笑顔を送るだけでワタシはとにかく見届けた。
結果
つむぎは最後までその友だちに話しかけることができなかった。
ワタシも迷った。
ワタシが間に入って一緒に遊ぶきっかけを作るべきなのか、こうして見守るべきなのか。
改めて親の立ち位置って難しい。
同じマンションに住んでいた友だちだったから、つむぎが必死に追いかけて何とか一緒のエレベータに乗れた。
ワタシたちが先に降りる階に着いた時、なんとか最後に勇気を出して
『バイバイ』
そう話しかけることができた。
『バイバイ』
つむぎの方から話しかければ、その友だちもこう答えてくれた。
家に着くとすぐに
上手く話しかけられなかった悔しさと、一緒に遊べなかった寂しさでつむぎは涙を流していた。
この感情こそが成長だと思い、ワタシはただつむぎを抱きしめた。
大人の立場からすれば
『頑張ってまで、涙流してまで付き合わないといけない奴なんか相手にするな!』
そんなひと言で終わらせたくも思うが、子どもには子どもの世界がある。
経験して乗り越えないと強くならないこともたくさんある。
つむぎにとっても今日がそんな1日だったんだろう。
(心の中ではその子にドロップキック16回くらいしてたけどね)
『お友だちと遊びたかった』
保育園ではいつも1人いるし1人の方が楽なのかと思っていたから、この感情を持っていることを知れたことが今日は新しい発見だった。
それと同時に
今まで1人でいたことは何か我慢しながら過ごしていたことも分かった。
子どもには子どもの世界があると分かっときながら、プロフェッショナル親バカのワタシはどうもその子供の世界に首を突っ込みたくなる。
今日はよく耐えた。
つむぎ
歳を重ねて色々とシンプルに考えられるようになるまで、人間関係はまあまあ面倒臭いこともある。
今日みたいに上手くいかないで涙を流す時もある。
でも、パパはいつでも味方だということ忘れないでくれ。
って
友だちに話しかけられなかったくらいでワタシのこの感情は
つむぎやひかりが初めて誰かに恋をした時は耐えられるのだろうか。
(きよいちは男だからオーケー)
特に深い意味はないけど
一応また実家に行って昔持っていた木刀を探しとくか。
(剣道2段)
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